Amazon 自己発送のやり方・注文確定から出荷方法まで完全解説

2020年6月6日

自己発送
Amazonに出品をして販売する際に、FBA倉庫を利用しない場合は自分で商品を出荷する必要があります。

いわゆる自社発送・自己発送・自己配送など言われている方法ですね。

FBA倉庫に送る場合は一気に商品を送るので梱包もある程度で問題ないですが、お客様に直接送るので梱包などにも注意が必要です。

今回は実際に注文が入った際にどのように対応したらいいのか、発送まではどのようにやるのか自己発送の流れを解説します。

Amazon自己発送のやり方

自己発送
まずはAmazonで商品を販売する、そして自己発送で出荷するまでの一連の流れをこちらに纏めておきますのでご確認ください。

自己発送の流れ
商品を仕入れる
商品を検品する
Amazonに商品登録する
出品確認したら自宅で商品保管
売れたらAmazonより通知が来る
納品書を印刷して商品を梱包
お好きな配送方法で出荷
出荷を通知して完了

商品登録まではFBA倉庫に送る場合も同様で、それを一気に納品手続きをするのがFBA納品となり、自己発送の場合は登録した瞬間に出品されるということ。

自己発送で商品登録した場合は、通知が来て納品書を印刷して発送するところまでやらないといけません。

商品登録のやり方がわからない方は、参考の記事を読んで登録から始めましょう。

すでに商品登録をしてAmazonに出品している状態で、注文が入った場合の手順をこちらでは解説しています。

Amazonに出品する商品登録のやり方・入力方法

注文の確認と通知の察知方法

通知
まずは注文が入ると、セラーセントラルに登録されているメールアドレスに必ず通知が来ますので確認をしておきましょう。

Amazon 自己発送

このようにメールが来ますので、しっかりとメールチェックをしている場合には見逃すことは少なくなります。

ただAmazonからのメールなど重要なお知らせ以外にも多数来ますので全く見ていないという方もいるでしょう^^;

余計なメールは全て受け取らない事も出来ますので、セラーセントラルの通知設定をあらかじめ確認しておくことをオススメします。

セラーセントラル右上の「設定」⇒「通知設定」で見ることが出来ます。

Amazon 自己発送

こちらから、メールアドレス変更や受取設定などが可能です。

どうしてもメールだと忘れてしまうという場合は「Amazonセラーアプリ」をダウンロードして設定しておきましょう。

セラーセントラルのアプリ版となりますので、自己発送の注文が入ればプッシュ通知などでお知らせをしてくれますのでこちらの方が確実かもしれません^^

Amazon Seller

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実際の自己発送流れ

ノウハウ
まずはセラーセントラルにログインします。

すると一番わかり易い場所に発送すべき注文数などが表示されています。

Amazon 自己発送

この場合は13件が「未出荷」となっておりますので、ここを押して注文を確認します。

また「保留中」にも5件入っていますが、ここは支払い待ちの注文ですので確定するまでは出荷する必要はありません。

未出荷

出荷予定日を過ぎないように発送・通知すべき注文の一覧。毎日出荷するならお昼締めで発送、昼過ぎ以降の注文は翌日でもOK。

土日祝はAmazonの仕様上、休みにして月曜発送でも問題ない。

保留中

コンビニ支払いなど、支払いが確定されていない注文の一覧で、確定したら未出荷に移行するので特にやることは必要ない。

1週間過ぎて支払いがされないと保留が解除されて出品中に戻る。

予約注文

発売日前に出品する予約販売で売れた場合に、こちらに表示される。発売日の2~3日前に保留中・未出荷に振り分けられるので、そこから発送手続きが可能。

返品リクエスト

自己発送した商品の返品希望などはこちらに入り、返品手続き・返金手続きなどが可能。テンプレや返品マニュアルを用意しておくと便利。

Amazon 自己発送 やり方

注文が複数あると、赤枠のチェックで一括選択をすることが可能です。

納品書の印刷も出荷の通知も一括でやることが出来ますね。

では今回は1件だけやってみますので、右側の「納品書を印刷」ボタンを押して納品書を表示させましょう。

Amazon 納品書

このように納品書が表示されますので、印刷をしましょう。

Amazonの規約上商品を発送する際にこの納品書を同封することが義務付けられていますので入れ忘れないように注意しましょう。

もしお客様に届いて納品書がないと通報が相次ぐと、最悪の場合アカウント停止も考えられます^^;

1日に何十件も注文が入る場合は、ランニングコストも考えコスパの良いプリンターを用意する必要がありますね。

僕個人的におすすめの個人事業主向けプリンターも別記事で解説しております。

せどりにおすすめプリンター3選!レーザーやエコタンク搭載はあり?

この印刷が終わったら、後は商品と納品書を一緒に梱包して終わりです。

因みに納品書は点線の部分で切って、下の部分は納品書として中に入れて、上のお客様住所の部分を封筒などに貼ることも可能です。

手書きをするくらいだったら切って貼ったほうが楽に作業が進みます。

最後は忘れてはいけない「出荷通知」を出して全て完了となります。

Amazon 自己発送 やり方

先程の注文一覧画面の「出荷通知を送信」を押します。

Amazon 自己発送 やり方

ここでは、

出荷日(基本送るときなのでそのままでOK)
発送方法(自分が送る方法を選択)
トラッキング番号(追跡があれば入れ無ければ空白)

確認が終われば送信ボタンを押すと完了で、未出荷の部分から数字が消えます。

お疲れ様でした。

出荷遅延やキャンセルにはご注意を

遅延
基本的にAmazonの出荷はカレンダー通りに行えば問題ありません。

土日祝は勝手にお休みとなっています。

例えば、土曜日に注文確定した注文に関しては月曜日に発送を行えばAmazonの規約上問題はなくペナルティを受けることはありません。

ただし発売日直後の商品などトレンド商品を扱う際には土日を考えず、可能な限り早く送る方がクレームの可能性も低くなります。

出荷通知を忘れるとどうなるか?

押し忘れるとAmazonに「出荷遅延」と判断されて、出品者パフォーマンスがどんどん下がっていきます。

それによりカート取得に影響が出たり、最悪アカウントの停止にも関わってきます。

送ってないのに出荷通知を出すのはどうか?

これをやる人が多いからこそ、「追跡番号をAmazon自体も追跡している」というシステムが導入されています。

ゆうパックなどで発送する場合、通知日と実際の発送日を偽るとそれもAmazonにて遅延と判断されてしまいます。

追跡が付かない普通郵便であれば特に気にすることはないでしょうが、今度はお客様からのクレームに繋がります。

やはり出荷したその日に通知を出すことが一番ですね。

注文はキャンセルしてOKなのか

自己発送の注文にはキャンセルをするという項目があり、好きにキャンセル可能です。

ですが、キャンセルも正当な理由が必要なのとやり過ぎると出品者パフォーマンスに影響するのでなるべくならしない方が良いですね。

自己発送で出品する際には必ず在庫数など間違いがないか、商品ページを間違っていないかを確認してから出すようにしましょう。

間違った商品を複数出して一気にキャンセルするとアカウント一時停止などあり得るので怖いです。

定期的にやるなら配送・梱包システムを!

梱包
以上の流れで出荷完了ですが、Amazon自己発送メインでやっていく場合には、梱包資材・発送システムなど整えておくと便利ですね。

普段AmazonのFBA納品ばかりだと、ダンボールさえ用意していけば良いのですが、商品サイズにより封筒なども色々持っておかないと手間になってしまいます^^;

自己発送で必要なこと
プリンターや封筒などの備品を整える
配送業者と契約をする
大量に送るシステムを作る

このように発送システムを整えることが一番重要なポイントとなります。

たまにしか送らない場合でも最低限のダンボールや封筒などは用意しておきましょう。

そうでないと、毎回注文が入るたびに購入しなければならないということになりますので手間が増えるだけ。

実際に色々と用意しておけばメルカリ・ヤフオク販売なども出来るようになり販売出来る商品の幅は広がるのでおすすめです^^

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