【保存版】せどりとは?仕入れ方法と稼ぐための手法を完全解説
副業でお小遣いを稼ぐ手法の代表として、「せどり」という転売・物販ビジネスが数年で大人気となりました。
「せどりは稼げます!!」
と声高らかにネットで書いている人は沢山います。
僕自身もその内の1人ではありますが、実際はどうなのでしょうか?
せどりビジネスは基本的に「安く仕入れて高く売ること」を個人レベルでもやっていくことが可能というものです。
転売と意味合いはほとんど同じですね。
今回この記事では、せどりの入り口として本当に稼げるのかを細かく解説していきます。
長い記事になるとは思いますが、気になる項目を目次からでも選んで参考にして頂けると嬉しいです。
それでは、ご覧ください^^
せどりとは?
まずはせどりを知ってもらうために、言葉の意味とやり方についてです。
もう知っているよという方は飛ばしていただいて構いません^^;
せどりの意味と語源
語源ということで、「何故せどりと呼ばれるようになったのか?」をウィキペディアから抜粋してみました。
過去には、店を持たずに各地を回り、自分の知識と目利きを頼りに仕入れた商品を同業者に販売したり、注文を受けた本を探し出して手数料を受け取ったりする「せどり屋」という商売があったが、現在では新古書店等で安く売っている商品を、主にインターネットを利用して転売する事を「せどり」と言い、せどりをしている個人や業者を「転売屋」「転売ヤー」などと呼ぶ。
本に限らず、CD、DVD、ビデオソフト、ゲームソフト、カレンダーなど、インターネット上に中古市場の存在する多くの媒体が転売対象となっており、「せどり(転売)」を指南するウェブサイトやノウハウ(情報商材)を売る商売も存在している。引用元:Wikipedia
昔の言葉の意味としては、「競取」「背取」などという意味があり、本を扱う業者さんのことを指していたわけですね。
競り合って取る、本の背表紙を取るなど元々はこのように使われていました。
それがインターネットの普及でネット販売が拡大して、個人でも参入出来るようになったことからネット販売・転売のことを「せどり」と呼ぶようになったわけですね^^
要はせどり≒転売ということです。どちらの呼び方をされていたとしても、
「安く仕入れてネットで高く販売すること」
と知ってもらえると分かりやすいでしょう。
販売はインターネットで
そして販売経路は「インターネット」というのが一般的です。
これにより実店舗を持つことがありませんので、比較的ハードルが低いビジネスだということが言えます。
ヤフーオクションやメルカリなどのフリマアプリで物を販売した経験がある方は分かりやすいでしょう。
実際に売れた経験があればわかるのですが、現在ではあらゆるジャンルのものを販売することが可能となっています。
Amazonで本格的に販売をするのも良しですし、軽く家にある不用品をメルカリなどで手軽に出品するだけでもちゃんと売れてくれますよね。
以下がネット販売場所として知られているものです。
このようにネット繁栄により、売る場所に困らなくなったというのが一番の強みだと思っています。
自分でお店を構えようとすると、まず最初に店舗費用などコスト面で考えると個人ではほとんど無理でしょう。
その為にネットでの販売を覚えておくと間違いなく人生「得」します。
そして本格的に取り組むとなると、色々な方向へと進むことが出来て利益を出していく事が可能ですね。
これを実現できる仕事・稼ぎという物は中々ないでしょう・・・。
故にせどり転売に関しては非常に再現性の高いビジネスだと言われています。
安く買って高く売るモデル
ただネットで売るだけでは全く意味がありません。
せどり転売に関しては、ただネット販売をすることを指すのではなく、安く買って高く売りその差益を得るということを指します。
ただ売るだけは経験すれば誰でも出来ます。
その辺の不用品をメルカリ・ヤフオクに出すことは出来ますよね?しかし利益を出すと話は変わってきます。
どこで仕入れてどこで売れば一体利益を出せるのかを日々、考えているわけですね。
仕入先や仕入れ方法
ここまでである程度仕組みは理解して頂けたかと思います。
そして物を売る際には「仕入れ」というものが必要になってきますね。
不用品だけを売っていてもすぐ物がなくなってしまうので、安く仕入れる事が一番の肝となっています。
仕入れできる場所
肝心の仕入れ場所に関してですが、特に決まった場所があるというわけではありません。
お近くにあるお店を想像してみてください。
全国どこにでもあるお店で仕入れをしてネットで売って利益を出す。
物販の基本となりますが価格差によってそれが可能となってきますね。
これは全国のお店とネット価格が全て同じになることはあり得ないからです。
店舗に行けば必ず目にするであろう「セール」や「在庫処分」などの言葉・・・。
これが全国店舗・ネットで同時に起こるというのは考えにくいですよね?
定価で売っているものがプレミア価格になり、高騰などというパターンもあり得ます。
色んなジャンルや商品で価格差が出来るのは面白いです。
実際の価格差が出る例
ではどのような物がどういった風に売られているのかを見てみましょう。
こちらですが、某量販店にある何の変哲もない値札です。こちらがAmazonの価格になると・・・
その差は3000円です。
手数料や送料などもあるので、利益としては1500円前後といったところでしょうか!
何個も商品を紹介していきたいところですが、せどり稼げますからやりましょう!とアピールするわけではないので^^;
あくまでこちらでは知ってもらうことが重要なので商品はこれだけにしておきます。
このように昔では本やCD・DVDなどが主流でしたが、徐々に家電やおもちゃそして今では化粧品・食品など手広く扱うことが可能です。
さらに仕入れ先には実際のお店で仕入れてネットで売る事もあれば、ネットで仕入れてネットで売る自宅完結も可能となっています。
一体どういうことなのでしょうか?
これが俗に言われている、「店舗せどり」「電脳せどり」ということになります。
では実際にどちらも経験した上でのやり方やメリットデメリットのお話に移ります。
店舗せどりとは?
店舗せどりというものは、実際の店舗に行って仕入れをすることです。
そのままの意味ではありますが・・・いつも通っているスーパーやドラッグストアにて、明らかに安い処分品やネットで話題になった商品など見かけるとします。
そこでネット相場を見て実際に購入して家に持ち帰り、そのままネット販売して利益を出すという手法ですね。
行ける範囲のお店ではどこでもOKです。
仕入れ目的でとなれば有名なのは「BOOK OFF」や「ヤマダ電機」といった大企業様。
ブックオフせどりなどとも呼ばれた黄金時代もありましたね・・・笑
手法さえ身についてしまえば、仕事帰りにお店によってみる。
主婦であれば買い出しついでになど、もちろん勉強や経験は必要ですが、ついでに仕入れをして利益を出すということも十分可能です。
ただし店員さんや周りの目が気になるというのは一番の難点でしょう。ずっとスマホ片手にピコピコやっているわけですから。笑
どうやって店舗仕入れするのか?
店舗せどりの基本的な考え方は、ネットの相場を見て判断することです。
- Amazon相場を見る
- ヤフオク相場を見る
- メルカリ相場を見る
- 検索ツールを使う
自分がどこで売るのかという場所によって使うものが変わってくるのですが、せどりを本格的にやるのであればAmazon販売を考えた方が良いです。
やはりヤフオクやメルカリに比べると高く売れやすい傾向にあるので、基本的にせどりをやっている人はAmazon相場を見るためのサイト「モノレート」を常に使っています。
⇒モノレートの使い方総まとめ
相場の見方が一番大切となってきますが、売れる値段さえわかれば、後は手数料などを引いた利益を出すというのが店舗せどりの基本です。
後はライバルがどれだけいるか、店舗での交渉など細かいテクニックが沢山ありますが、相場の見方とネットの販売方法さえ知っておけば気軽に利益を出すことが出来ます。
見るべき商品、実際の動き
売り方を知れば、実際にどのような商品を見ていくのか把握して店舗を回っていきます。
- ○○均一等の固定場所(100円本や100円均一)
- 処分品(在庫処分、ワゴンで投げ売り)
- セール品(決算セール、閉店セール品)
- プレミア品(定価よりも高騰している商品)
- 廃盤品(メーカー再生産のない商品)
- 展示品(安くなっている店頭展示品)
- 中古品(リサイクルショップ)
お店にあるもの全てがネットとの価格差があるというわけではありません。
このようにお店側も原価に乗せて販売しているので、何かしらの理由がない限りは中々価格差を見つけることは難しいでしょう。
ただこれらに該当する商品を置いてある店舗、余程の田舎でない限り数え切れないくらい店舗数がありますよね?
お店の中から利益が出る商品を見つけることは最初難しいです。
ですが、キチンとネット相場のことを理解して、売れるまでの流れを覚えることによりいつでもどこでも利益を出せる力が身についてきます。
一番最初にするべきジャンルは?
僕自身は古本から入りました。
数年前は、ブックオフに行って100円本を棚の端から端までやるというのが王道で、一番リスク無くやれる手法だったのですが今は知れ渡っていますし中々利益を出しにくいです。
ですので色々な商品が置いてあり価格差もとりやすいドンキホーテなど攻めるというのは初心者におすすめできます。
単価の安いものを扱えばそこまでリスク無くやれますので、全般的に学びたい場合にはドンキホーテを攻略してみてはいかがでしょうか。
おすすめなジャンルはまた別の記事で纏めています。
本格的にどんなジャンルが売れるのか知りたい場合はこちらも合わせてご覧ください。
⇒せどりおすすめジャンルランキング
店舗せどりの要点
全くの初心者であれば、相場チェックと出品までの流れの部分が一番肝心です。
基礎が固まってないうちから儲からないと諦めてしまう人が非常に多いので、数年以上生き残っている人はあきらめず長く続けている人です。
3年、4年前に始めたせどらーが、今では代理店として販売していたりもするので発展先が色々とあるのが店舗せどりでしょう^^
電脳せどりとは?
電脳せどりとは仕入れ先も売り先も全てネットで完結するという事です。
一番簡単な手法であれば、ヤフオク・メルカリなどの個人が出品できる場所から仕入れをしてAmazonで販売するなど各モールの価格差を得るという手法ですね。
もちろんヤフオク・メルカリ・Amazon出品の値段が全く同じということはあり得ませんので、やり方次第では利益を出すことも十分可能ということですね^^
個人からでなくとも、ネットショップで有名な楽天市場・yahooショッピングが仕入れ先になる場合も多いです。
こちらを突き詰めていくと、完全在宅でネット仕入れ・販売のみで稼ぐことも可能です。
ただしこちらは知識がないと難しいです。
最初は店舗せどりを経験して、ネット販売に慣れた後挑戦するのが一番手堅いでしょう。
電脳せどりのメリット・デメリット
電脳せどりというのは、スマホ1台でも良いのですが、やはりパソコンを扱うことがメインとなります。
慣れるとスマホでも簡単に仕入れすることが出来ますし、どちらかといえば在宅派の人には非常におすすめですね。
僕自身も、この電脳せどりの手法を使い一日パソコンの前にいて利益を出す方法を身に着けています。
逆にデメリットは、
店舗せどりの場合は、セール品や処分品といったライバルが見ていなければ利益をとりやすい部分があります。
電脳せどりは全国がライバルとなるので、分かりやすい価格差だった場合は、必ずライバルに先を越されていたり値下がり競争が始まったりしてしまいます。
そうなるとやはり商品知識を沢山つけている人が有利ですし、パソコンの操作にも慣れていく必要があるでしょう。
後は個人的に一番気になるのは、毎日家に荷物が届くことですね。
家庭がある場合だったりマンションなどであれば商品の受け渡しが非常に面倒になってしまいます。
電脳せどりの仕入れ場所・方法
扱う商品自体は店舗せどりと変わりはありません。
主な仕入先や大手ネットショップで言えば以下の通りなので、これらを売り場所や仕入れ場所を工夫して利益を出していくということですね。
- Amazon
- メルカリ
- ヤフオク
- 楽天市場
- Yahooショッピング
一番初心者に優しい方法としては、Amazonで販売する前提でメルカリ・ヤフオクなどから仕入れをする手法ですね。
ただやはり初心者だと何をどのように調べたらいいかわからないという方が多いのではないでしょうか?
趣味があれば、その関連商品を調べていけるのですが、そういった商品知識を付けるためにも色んな店舗に行ってリサーチだけでもしてみると確実に力がついていくでしょう。
いきなり完全在宅といってもハードルは高いですからね。
誰でも最初は苦労しているので、あきらめずやっていくことが電脳のコツとなるでしょう。
電脳せどりの要点
店舗せどりと違う部分としては、やはりどうやって利益を出すかの手法を知っておくことと商品知識が重要になってくるでしょうね。
店舗にいけば、最悪お店の端から端まで全部調べていくと良いです。
ただ電脳はそれすら何をどうしたらという状況になりますので、地道な作業ですがAmazonで売れ筋の商品がメルカリやヤフオクでどのような相場なのか?をコツコツ見てくことが一番利益に繋がってくるでしょう。
せどりは稼げるのか、稼げないのか
ここからが本題ですね。
ぶっちゃけせどりって稼げるの?ということですが、まず間違いなく稼ぐことが可能な手法です。
ただ一番は飯を食っていけるレベルで稼げるのかという部分だと思っています。とにかく稼げる理由から順を追って解説してみましょう。
稼ぐ事の出来る理由
理由としては、稼いでいる人は金額に関わらず沢山いるからです。
嘘とか自慢とかではなく、僕自身もこの記事など詳しく書いているわけですからある程度は稼いでいます。
特別な資格が必要というわけでもありません。
信じる・信じないは別としても、正しいやり方で学ぶと間違いなく利益を出す事が出来るという意味です。
稼げない理由
では稼ぐことが出来ないという声が多いのは何故でしょうか?
それは、稼ぐ前に諦めているか正しい手法を学んでいないということになります。
もちろん継続的に数十万円稼ぐとなると、勉強や経験は必要になってくるでしょう。
もしも稼げないという方の話を鵜呑みにするのであれば、どういうやり方でいくら稼げないのか?まで詳しく聞きましょうね。
せどりでは月1000万円稼ぐことは出来るの?と聞かれればNOと答えるでしょう。
その次元になるとまずせどりではなく業者です。
ではせどりで月10万円稼ぐことは出来るの?という質問に答えるとYESです。
その為に必要な時間・資金・手法を伝えた上でそれをクリアすれば問題なく稼げます。
野球に当てはめた例え話
唐突な例え話ですが、野球で考えてみましょう。
おそらく日本国民であれば誰しもが知っているはず。
いいえ、無理です。
「では、あなたは野球が出来ますか?」
いいえ、出来ません。
「バットを振る事は出来ますか?」
はい、出来ます。
「では、ボールを打つ事は出来ますか?」
いいえ、出来ません。
「練習すれば打てますか?」
・・・・・・・・
最後の質問で「はい」と答えられる人であれば、せどりで稼ぐことは出来るはずです。
やむを得ない理由や事情がある場合は出来ないということになりますが、年齢を理由にしたり経験を理由にしても打てないことはないでしょう。
なぜなら、
「正しい打ち方を学び練習を繰り返すだけだから」
勿論個人差はありますので、僕が出来ると思っているから誰でも出来るわけではないです。
すぐに打てるようになる方もいれば、時間がかかる方もいます。
ですが、始めから打つ気がない・途中で諦める人は一回でも打つことは出来ませんよね?
せどりに限らず、稼ぐというのはこういうことだと思っています。
そしてこの質問では「打てますか?」とだけしか書いていません。
これがすぐ横からトスしたボールを打つということなのか、ちょっと離れたところからフワッとしたボールを打つのか。
はたまたマウントベースから150kmの豪速球を打つのかはその人次第。
これが稼ぐ金額と考えてると分かりやすいでしょう^^
野球編最後となりますが、仮にイチロー選手に教えてもらったらあなたはプロになれますか?それはあなたの努力次第でしょう。
そんなことは高校球児にも分かります。
打つ練習であればコーチは正しく打てる人であれば誰でも良いわけです。
この辺も頭の片隅に置いておくと良いかなと思います。
稼ぐ為にやるべきことは?
ここまで来ると分かるかと思います。
「自分で考えて行動をするだけ」
もちろん考えても手法だけはどうにもなりませんので、実際にやっている人の話を聞いたり教わったりすることが必要となってくるでしょう。
そこにお金が発生することもあるかもしれません。野球も本格的にレッスンを受けるのであれば、コーチ料金などを払って教えてもらうこともあるでしょうからね。
ですが、結局やるのは自分。
高いコーチ料金を払ってもやらなければ何もならないから結論として「行動力」が必要ですよと口を揃えて言うわけですね。
まとめとせどりに対する世間の目
いかがでしたでしょうか?
せどりといえば認知度は低いですが、「転売」といえば理解できる方は多いのではないでしょうか?
そして「転売屋」などと言われるように、あまり世間ではいいイメージを持たれていないかもしれません。
それもそのはず、マナーの悪い買い占めなどの方が印象強いですからね。
ここを議論していくとキリがないのですが、リサイクルショップなんかだと堂々と「転売」していますよね?
お客さんから堂々と安く買い取って高く売っているわけです。
これを個人で小遣い稼ぎでやると「転売屋だ」というのはどうかな・・・と個人的には思います。
「安く買って高く売る」
これは立派な物販の世界だと思います。
当然、普通のお店だったそうやって利益を得ているわけですからね。
それを個人でやるか小規模組織でやるか。
そして大きな組織でやっているかの差です。
あなたがもし少しでも興味があるという場合は、本業でやるかはまた別として今後生きていく上で知っておいた方が良いとだけ言っておきます。
店舗とネットでの価格差が手に取るように分かるわけですから、今後普通に生きていく上での消費額・浪費額は減ること間違いなしです。
だからメルマガ登録してねなど、高額な教材買ってねとは言いません。
ペースは人それぞれですから、こちらのブログでは嘘偽りなく接していくことを心がけています。
これが正義になれば良いのですがね・・・ネットの世界は信じることの出来ない怖いことだらけです。笑
ただ入り口として見ていただいたのであれば他記事も見て欲しいという気持ちはあります。
無料ブログですから。
初心者の方でも分かりやすいように纏めていますので、お暇があれば覗いてコメントでも頂けると幸いです^^
長い長い文章となりましたが、最後までお読み頂きありがとうございました。
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