【完全まとめ】Amazonせどりに必須!モノレートの見方・使い方
Amazonの売れ行きランキングや相場の変動を把握するためには、モノレートの見方を覚えていくしかありません。
モノレートは以前アマショウと呼ばれていましたが、Amazonの相場をグラフ化した外部のサイトです。
こちらを使いこなす方法、そしてもし不具合やAmazon仕様変更がおきてしまった場合にどう対処するのか、今までの経験からモノレートに関する全てを纏めました。
初心者がせどりを開始する際には一番大事なことになってきますので、是非とも繰り返し読んで覚えていってください。
なぜネット相場の把握が必要なのか?
Amazonを始めとするインターネット販売をする際には、商品がどの期間でどのくらいの値段で売れるのか判断する必要があります。
せどりの仕入れというのは基本的に全てが未来予想です。
ネット相場で中古のプリンターが1万円で安定して販売されているから、5000円なら仕入れして利益が出せるだろう。
ゲーム機がプレミアになっているから、定価で買うと利益を出せるだろう。
そしてその相場を読むこと自体が間違っていたら利益は出すことは出来ずに、赤字で販売することになってしまいます。
これはAmazon販売に限らず、メルカリ・ヤフオクでお小遣い稼ぎをするの場合にも全く同じ考え方ですね。
全てのインターネット販売は、過去の相場を見て未来の見込み利益を予測することが重要、それから仕入れや販売をするということは覚えておきましょう。
Amazonの相場を把握する方法
ではAmazonで販売をする際に、どのように過去の相場を把握して販売していくのかをお伝えしていきます。
Amazon自体では、今現在の価格や出品者数しかわかりません。
そうなると過去の相場や値段の変動は見抜けませんよね?
そこでせどりをやっている人が、まず間違いなく重宝しているサイトが、Amazon相場をチェックすることの出来るモノレートということです。
一般的に有名な価格比較サイト、価格ドットコムなどで値段を把握している人も多いでしょうが、その相場も今現在の値段でしかありません。
Amazonで安定して利益を出すためには、Amazon内の値段や出品者の推移、そして本当に売れているかを見抜いていく必要がありますね。
⇒Amazonの過去相場や出品者数が見れるサイト
せどりはAmazon依存だと言われていますが、このモノレートにも依存して無くなったら結構厳しいくらい重要なサイトとなります。
ウェブサイト形式、スマホからでも閲覧することが可能ですので、どこにいても無料で使うことが可能なのも嬉しいですね。
個人的には有料だったとしても使いたいくらいです。笑
モノレートの基本的な使い方
モノレートにはトップページを見ると、このように商品を検索する機能がついており、こちらで検索することで目当ての商品ページを1つずつ把握することが重要です。
以下のパターンで入力して目当ての商品を探します。
同じような商品でも、Amazonの商品ページが複数存在したり、サイズ違い・色違いなどでも全く値段が違うことがあるので注意が必要です。
まずは第1段階として、手元にある商品のページを正しく見つけられるかが重要になり、初心者の場合正しいページを見つけるまでに時間がかかってしまいます^^;
そのために一番確実なのは、商品のバーコード入力・Amazonにて事前に調べASINを入力することです。
何故かモノレートの検索窓では、キーワード検索をすると何故か全く違う商品が表示されて、中々目当ての商品ページが出てこないことも多いですね。
ですので出来ることならAmazonの方で商品を見つけてから、ASINを入力するという流れが一番確実かなと思います。
モノレート基本項目の解説
今回はこちらのマウスを使ってモノレートの解説を進めていきます。
注意点ですが、なるべくどの時代に見ても良いように説明をしていますが、相場というものは時代に連れて変わってくるものです。
またモノレートも幾度となく仕様変更がされていますので、相場が違う・項目が減っているなどある場合があるので、それも含めご覧くださいね。
まずはAmazonからお目当て商品のASINを見つけてくるのが一番確実な流れです。
商品ページの下の方までスクロールすると、必ずこのような商品の「登録情報」が記載されていますので、Bから始まるASINをコピーしてモノレートに打ち込みましょう。
スマホの場合ちょっと分かりにくいのですが、商品ページを下へスクロールしていき、まずは「詳細」という項目をタップします。
すると次の画面に移行するので、PCと同じような登録情報の中からASINを見つけることが出来ますね。
このASINを探すというのは、今後必ず仕入れでは活用することになりますので、一連の流れは慣れて覚えておきましょう。
では見つかったASINをモノレートに入力していきます。
ここに表示されている項目全てが大事だと思ったほうが良いです。
せどりでは色んな商品を扱いますので、今現在の値段だけでなく、定価はいくらなのか、そして発売日はどのくらい前なのかも視野に入れて仕入れをすることもあります。
細かいですが、基礎を徹底的に身につけておかないと仕入れ自体が間違っているという状態に陥りやすいです。
せっかくこちらを見ていただいているので、隅から隅まで見て覚えていってくださいね^^
商品名
「Logicool ロジクール ワイヤレスマラソンマウス M705t」
こちらの商品名は、最初にページを作った人が決めているものです。
実際Logicoolとロジクールは全く同じ意味ですよね?
本来はわざわざ入れる必要のない文言が並べられていることもありますが、検索されるときのことを考えてワードが散りばめられていると知っておくと良いでしょう。
発売日
「2013-08-02」
この部分が発売日情報です。
発売から5年以上経過していて、かなり古い商品ということが分かりますね。
仮にこの機種が製造中止になれば、メーカー廃盤品となり、徐々に値段が上がっていく傾向にあるでしょう。
そういった相場の予測や市場の在庫を確認するためにも発売日情報はチラッとでも毎回見る癖を付けておくべきです。
また、この発売日が記載されていない商品も当然あります。
発売日が不明だったり、最初に商品ページを作成した人が未入力の場合はこちらの情報は反映されません。
ランキング・カテゴリー
「ランキング[パソコン・周辺機器]:523」
カテゴリーというのは、その商品がどのカテゴリーに分類されているかを示すもの。
そしてランキングは、カテゴリー内でどれほどの売れ筋商品かを見極める売れ行きを数値化したものとなります。
当然ですがランキング1位はめちゃくちゃ売れていることになりますし、カテゴリーごとに目安は変わってきますが、523位というのは非常に優秀な数値です。
数あるマウスの中でも売れ筋商品なのだな~ということが一発でわかります。
このランキングに数字が入っていない商品は、1回も売れてないことになります。その時点で仕入れなど対象外になりますので、知っておく必要があるでしょう。
参考価格
「参考価格:5,270」
こちらに数値が表示されていると、定価がいくらなのか把握することが出来ます。
基本的に家電系などはオープン価格呼ばれたりメーカー小売希望価格などとされていますので、それよりも安くなる傾向にあります。
これが本・CD・ゲームなどであれば、お店で売られている定価が表示されているので、定価より高くなっているのか低くなっているのかがわかる指標になりますね。
プレミア価格なら品薄で需要がある商品だということがわかりますし、定価より安く投げ売りされていたら、市場に在庫が溢れていることもわかります。
ランキング同様に、参考価格が入力されていない場合もあります。
その商品に関しては定価が不明であったり、未入力の商品ページだということですね。
ASIN/JAN/規格番号
ASIN:B00E1A2ZEO
JAN:4943765038849
規格番号:M705t
JANコードというのは、バーコードの番号になります。
検索窓に数字を入れて商品ページを読み取る際、ここの数字が使われていますね。
規格番号というのは製品型番などが記載されている項目で商品ページを作成する際に必要なもので、特に気にする必要はありません。
Amazonせどりをやっていく上で一番活用するのがASINという管理番号です。
このASINは出品したりAmazonからモノレートを調べたりする際に間違いないページを探すために必須となります。
僕も基本的に出品する際にはこの番号だけ管理していますし、誰かに説明をする際にもASINだけを送ったりしていますね。
新品/中古の現在状況
こちらでは今現状の出品者数や値段が一目で見ることが可能。
注意点としては、送料が含まれていない数値になるので、4000円かもしれませんし、4500円が最安値かもしれません。
ただここをパッと見た段階で、仮にお店に売っている値段が6000円などであれば間違いなく利益が出ませんよね?
そして中古値段もこちらで把握することが可能。
今回調べた段階では、1人4668円で出していますが、新品より高いとまず売れることはないという判断が出来ます。
この出品者に騙されて中古が4668円で売れている!と判断するのでなく、過去を見てどのくらいなら売れているのかを把握する必要があるでしょう。
アマゾン販売というのは、アマゾン本体が出品しているか否か。新品にアマゾン本体がいたら競合になるので、その辺も仕入れ基準に加わってくるでしょう。
モノレート便利な外部サイトへのリンク
こちらには5つの項目が表示されており、それぞれ便利な機能へのジャンプが付いています。
⇒Amazonの商品ページへ飛びます
⇒販売した際の手数料など計算出来るページに飛びます
⇒実際に出品する画面に飛び制限を確認出来ます(※要出品登録)
⇒商品のレビューページへと飛びます
⇒アメリカAmazonへ飛び海外相場をチェックできます
僕が個人的に一番使うのは、「FBA料金」というボタンですね。
こちらにはAmazonが提供する手数料を把握・計算出来る機能の「FBA料金シミュレータ」へと飛びます。
実際に◯◯円で販売、◯◯円で仕入れた場合の利益額など目安として計算出来るので、初心者ほど使った方がいい機能でしょう^^
⇒FBA料金シミュレーター使い方
モノレート4つの推移グラフの見方
先程までのデータはまではオマケのような感覚で、ここからが本題となります。
まずはそれぞれの表示で赤枠に囲った部分に注目です。
このグラフは状態・期間別に表示されるものですので、自分が設定した表示を基本的に覚えている機能が備わっています。
例えば12ヶ月に一回設定すると、同じパソコンで見たらその後も12ヶ月がデフォルトとなってしまいますので、毎回必ず期間を確認することをおすすめします。
10回売れている!ということがわかっても、それが3ヶ月なのか12ヶ月なのかでは大違いですよね^^;
実際に切り替えをしてみて、間違いない判断基準を身につけるように注意すべき項目と言えるでしょう。
では、実際に表示された4つのグラフを1つずつ丁寧に解説をしていきますので、長くなりますが途中であきらめず読み続けていきましょう!
モノレート最安値の見方・使い方
最安値とはその名の通りですが、Amazonでの最安値の推移を見ることが可能です。
緑が新品のグラフでオレンジが中古のグラフです。
上には平均価格が表示されており、3ヶ月ではこちらの新品相場が4107円ということがわかりますね!
因みに中古の値段が一時期圧倒的に高くなっていることもわかりますよね?
これは先程も書きましたが、売れるはずのない値段で何故か出品者が値付けをしているだけであって、売れているということでは無いので注意が必要です。
ちょっと見にくいので極端なグラフも載せておきます。
どうでしょうか?
これは2年半くらいのデータですが、右肩上がりで価値が上がっていることが理解できるはずです。
因みにこの商品はホビーの絶版品ということで、2年間持っている人がいたら物凄く儲かった商品となりますね^^;
このように相場というのは、どのように動くかは予測でしかありません。
2年前は5000円で仕入れ対象にならなかったとしても、2年後であれば5000円なら喜んで仕入れをするでしょう。
また、たまたま値上がっているなども見抜くことが出来ますので、安易に考えずシッカリと相場を把握することをおすすめします。
モノレート出品者数の把握方法
出品者数はすなわちライバル把握につながります。
この出品者が多いほど、ライバルが多い商品となりますので、最安値の価格と合わせてチェックしていくべきですね。
もしこの出品者が少なく、ライバルが全然増えていないことがわかると仕入れをしやすくなりますし、ライバルが100人以上いる商品は誰でも知っているということになり、値下がり競争が起こる可能性も高くなります。
仕入れをしてみて値段だけでなくライバル把握も必須ということですね。
モノレートランキング波形の見方
こちらは非常に重要となりますので、後ほど別項目で詳しく解説をしますが、ランキングというのはAmazonの売れ筋指標です。
そしてこのグラフはその売れ行きをグラフ化したものとなります。
注目はランキングが高いほど下に行くという考え方。
前半は地べたを這いずるようなグラフでランキングが非常に高いということがわかります。
そして後半はある程度ギザギザが見えて推移していますので、前半に比べると売れてないということになります。
こちらは色々な商品を見て慣れる必要がありますので、気になる商品があればこの波形を常に意識しましょう。
いくら価格差があったとしても、1回も売れてなければタダのガラクタとなってしまいます・・・そのため、こちらのグラフが最重要項目ということは間違いありません。
モノレートユーザーの見方・使い方
Amazonせどりの場合はこちらも注意して見る必要があります。
この項目は、モノレートを見たユーザー数をグラフとして表示してくれています。
このモノレートユーザーがずっと0か1だった場合、自分しか見ていない商品ということでライバルが不在ということになります。
逆にモノレートユーザーが100などの数値を示したときは、ある程度知識がある人が100人もこの商品をリサーチしたということですね。
2015年の年末に追加された機能ですが、実際に本当なのか試してみたことがあります。
ユーザー数が5くらいで推移していた時に、僕がメルマガで商品を紹介しました。
当然メルマガ読者の数名はクリックして確認するでしょうから、どの程度クリックがあってユーザー数が上がるのか調べたところほぼピッタリ一致しました。
このように普段は少ないユーザーだとしても、いきなり跳ね上がった場合、情報発信者がどこかで紹介した可能性が高くなるのです。
経験者ならこの危険性がわかるのですが、情報発信される商品=せどらーがどう考えても狙っている商品ということになりますよね。
急激に上がったということはそれだけ注目されるということ。
Amazonせどりは正直ライバル勝負といっても間違いはありませんので、派手に紹介されているような商品は実は仕入れない方がいいということが、このモノレートユーザーを確認することで把握出来るようになりました。
モノレートの仕様なのか、モノレートユーザーが表示されない商品もあります。ライバルがどれだけ見ているかわからないので注意です。
モノレート期間毎の最安値一覧データ
最後に細かい数値を見るためのデータ一覧です。
スマホの場合はグラフ下にある「最安値一覧」というボタンをタップしないと閲覧出来ないのでご注意ください。
こちらではどのようにランキングが変動して、新品の出品者が減ったのか中古の出品者が減ったのかを細かく見ることが出来ます。
先程説明した4つのグラフだけでは、実は中古が売れたのか?という細かい部分まで把握することが出来ないのです。
ですので、確実に売れたという証拠を見つけるために初心者はこのデータ一覧まで確認しておきましょう。
赤線を引いた上下を見てみましょう。
ランキング | 543⇒494 |
---|---|
新品出品者 | 35⇒33 |
中古出品者 | 2⇒1 |
中古最安値 | 3490⇒4668 |
ランキングがよくなるということは、売れたということ。
そして日付が変わり新品と中古の出品者がそれぞれ少なくなっていることがわかります。
これを見て新品も中古も両方売れたのでは?という細かい判断をしていくわけですね!
中古が分かりやすいですが、3月2日に出品者が「2」になって、値段が「3490」ということは、中古は3490円・1日で売れたということが確認出来るのです。
では次に黄色線の上下も確認します。
ランキング | 1761⇒999 |
---|---|
新品出品者 | 30⇒31 |
新品最安値 | 4548⇒4428 |
中古出品者 | 2⇒1 |
中古最安値 | 3631⇒4154 |
今度はランキングが上がって売れているのに、新品の出品者は増えていますね。
逆に中古出品者が減っているので、この場合には中古のみ売れたのかな?と予想できます。
グラフだけではいまいち判断出来ない細かい部分も、データ一覧を分析していくことで新品・中古別の本当に売れた値段が把握できるはず。
データ一覧がズレるパターンと不具合
モノレートも完璧というわけではありません。
昔採っていたデータとなりますが、色別によくデータをチェックしてみてください。
⇒出品者も3、2、1と減りランキングもそれぞれ上がっている
⇒16800円が値上げ?次の日ランキングがあがったので売れた?
⇒出品者も減って19800円で売れた?ランキング上がらず?
深く考えすぎると訳がわからないですよね?笑
このようにズレる理由としてはいくつか考えられることがあります。
- 支払い保留の場合に多少ズレる可能性がある
- 不具合により売れたのにランキングに反映されない
- 出品者が出品を取り下げて本当は売れていない
- 出品者がその日の内に減って増えた
考えるとキリがないですが、あまり売れてない商品ほど本当に売れているのかを知っておく必要があるでしょう。
だからこそ、細かいデータを知ったほうが有利ですし、経験者はこれらを肌で感じれるレベルまでモノレートを見れるように極めているのです^^
モノレートグラフが反映されない商品?!
このグラフ一覧を見た時に、不思議に感じないといけません。
出品者や値段は推移しているのに、ランキングの波形が全く表示されていませんよね。
実はモノレートはAmazonから売れ行きを引っ張ってこれないカテゴリーがあるのです。
中には表示される商品もありますが、これらのカテゴリーに分類されている商品は基本的に売れ行きを引っ張ってこれない仕様なのです。
ということはこのグラフでも売れている可能性があるということは覚えておきましょう。

この4980円で一瞬出品されているのは、実は僕が実際にバッグを販売したデータです。
日付もよく見たら2/17⇒2/27とすっ飛んでいますよね?
この10日間で間違いなく、10個以上売りました。
難易度は高いせどりとなりますので、もし普段の仕入れに嫌気がさしたりライバル不在を探したい場合は、このような商品を攻めてみるのもいかがでしょうか。
初心者のうちは無理して仕入れる必要はないと思いますが、このようなパターンもあるということを頭に入れておけば、人より仕入れがしやすくなるでしょう^^
ランキングのグラフ7種を徹底解説
ランキングの波形は最も重要だということをお伝えしました。
説明するにはいくつかのパターンを見ていかないといけませんので、こちらで数種類の売れ行きパターンをデータとして採ってきました。
※全て3ヶ月のデータです。
・ランキング1位もとるくらい人気商品
・ギザギザが見えないほど売れている
・1日何十個も売れているレベル
・値段が安定しているなら100個単位の仕入れも◯
・そこそこ売れている
・独占なら物凄く売れている
・逆にライバルが多いと怪しくなってくる
・ハッキリと売れた回数がわかるようになる
・ランキンググラフが下がった個数が売れた個数
・ライバル多いと値下げ競争の餌食に
・3ヶ月で2,3回しか売れていない
・出品者だれもいなければチャンス
・逆に出品者が多いと仕入れ対象外
・3ヶ月では一度も売れていない
・グラフの線が表示されている場合過去に売れた可能性
・全期間や12ヶ月で判断も必要なグラフ
・一度も売れていない商品
・データが取れないカテゴリーの商品
いかがでしょうか?
こうやって見比べるともうお分かりだとは思いますが、ギザギザの回数が多ければ多いほど売れていると判断していいでしょう。
最初はもしかしたら4回かもしれませんが、このようにカウントすると自分が販売した際にどのくらいのペースで売れるかを判断することが可能です。
もし上の3ヶ月で3回しか売れていない商品を10個買ってしまうと下手したら1年以上売れない可能性もありますよね?
逆に下の3ヶ月で自分しか出品者がいなければ10個買っても3ヶ月で売ることが可能です。
やはり注意点としてはライバルですね。
まずはこちらの売れ行きを読んで、その後に出品者数を把握してちゃんと売れるかを見ないと不良在庫として残ってしまいます^^;
だからこそ、初心者はなるべくなら高回転を目安として仕入れるとリスク無く始めることが出来ます。
モノレートを使ったせどり実践編
ここまでを全て把握すると、Amazon相場を見る力が身についているでしょう。
ハッキリ言ってここまで細かく解説している人はいないので、繰り返し読んで身につけていってみてくださいね。
では実際にモノレートを使ってどのような流れでせどりをするのかを軽くご紹介します。
- 商品の店頭価格を見る
- モノレートで検索(バーコードが良い)
- 新品か中古かで見るポイントが変わる
- 価格差が最優先、値段を比べる
- どのくらい売れているかを把握
- 値段・売れ行きに問題なければライバル把握
- Amazonも見て深く把握
- 実際に仕入れて出品する
ここまでの一連の流れを数多くこなすことで、仕入れを定期的にやれるということ。
最初は時間がかかると思いますが、慣れてくると一瞬で判断出来ますので、決して間違った知識を入れないように1からシッカリと覚えておく必要があります。
この項目の中でまだ説明してないAmazonを見て把握の部分を最後に解説します。
Amazonも合わせて見てスキルアップ
実はモノレートだけでは把握出来ない部分があります。
この部分まで見ることが出来て、初めて安定した仕入れが出来ると言っても過言ではありません。
・新品特有のショッピングカートが存在
・最安値でなくてもこの値段が売れる
・新品のライバルを把握して値付けを決定
・4000円がカートに表示されてない理由
・この場合どの値段に合わせる?
・状態や写真の有無をチェック
・極端に安いとジャンク気味か?
・完動品なら最安よりも高くなる?
ショッピングカートや出品者一覧まで深く気にすることにより、本当にレベルの高い仕入れをすることが可能となります。
これらを語りだすとまたこの倍以上のボリュームになってしまうので、気力がある場合はまた別の参考記事より勉強してみてくださいね^^
Amazonの仕様変更でモノレートの不具合?
こちらは2017年後半に追記した内容となります。
実はモノレートには非常に重大な不具合が起こっていたのです。
この記事を修正する2018年でもまだ同じような状況でしたので、仕入れ判断を間違えないように注意しましょう。
何パターンかありますので、それぞれ対応策などをお伝えしています。
Amazonのせい?モノレートのせい?
Amazonのツールというのは、全てAmazonAPIという公開データを利用して作成されています。
モノレートも拡張機能も価格改定ツールなども、全てこのAPIを利用してシステム的に構築されているわけです。
ですのでAmazon自体のシステムが変更になったり、不具合が起こると当然それらを自動的に使っているツール側にも問題が発生してしまうのですね。
最初のパターンはAmazon自体に何かしら問題があるということ。
そしてもう1パターンは、ツール側のシステムに不具合があるということです。
どちらのエラーにせよ対応してもらわないと僕らではどうしようも出来ません^^;
キーワード検索機能に不具合
モノレートを普段から使っているとお気付きだとは思いますが、キーワードで検索するとAmazonと明らかに違う結果になるのです。
例えばですが、「スターウォーズ R2-Q5」と検索してみます。

Amazon内の検索では正常に、レビューも貯まっている正規品などからヒットします。
ではモノレートで同じように検索してみましょう。

一番上に出てきた商品は、売れ行きも良くない商品・・・。
そして2番目には出品者もいない、並行輸入品のページが表示されています。
どのようなキーワードで検索しても、ほとんどがこのようにおかしな検索結果になるということです。
ずっと気になっていたので、モノレートに直接問い合わせをして以下の回答を頂きました。
現在、システムの変更および調整中でございます。
システムの変更および調整中につき、ご迷惑をお掛け致しまして申し訳ございません。
今後バージョンアップしていく予定ですが、現在システム調整の途上でありますので、お時間を要するかとは思いますが何卒ご理解いただけましたら幸いでございます。
定型文っぽいですが、とにかく調整中とのことです。
これにより圧倒的にモノレートを使う頻度が少なくなりました。
僕は電脳せどりメインで、基本的にツールなど使っていないのでほぼモノレート頼りです。
今までモノレートで検索をしていた方や、これから勉強する場合は、このような不具合があるということは頭に入れておいたほうがいいでしょう。
違う検索結果なので仕入れ商品を見逃してしまう可能性も出てきます^^;
注意しておきましょう。
ランキングが反映されていない
これは自分が販売していて気付いたのですが、
売れたはずなのにランキングのグラフが動いてないのです。
結構な頻度で起こっているなら大問題です。
わかりやすいので、こちらのモノレートを見てみましょう。

8月と9月は出品者がいない在庫切れの商品です。
これを僕自身が5980円でAmazonに出品しました。
これを見ると1ヶ月ほどで出品者がいなくなっています。
今までの判断だと、
「ランキングが動いてないから出品を取り下げたのかな」
と思うような波形をしています。
ですが、この商品実際に売れています。
出品者が1人しかいない商品で、
僕が売れたのであれば間違いなく売れていますよね。笑
ではモノレートと同じようにグラフを見ることの出来るChrome拡張機能の「Keepa」も見てみました。

やはり同様に波形が動いていない。
モノレートと同様1回でも売れたら折れ線になりますからね。
となるとこの問題は、Amazon側の仕様変更で起こっているということになります。
単純にAmazonランキングが動いてないから、これらのツールも売れたと認識されていないのですね。
僕は不便だな・・・と思った反面チャンスだなという気持ちが強いです。
仮にこの商品見つけてもおそらく仕入できないですよね?
僕は売れたことを知っているので、2000円~3000円であれば普通に仕入れします。
売れたことを自分しか知らない。
逆にモノレートが使えないほうが、経験がある人にとっては有利なのかもしれませんね!
不具合の対処法と代用サイト
このような不具合もあれば、モノレート自体に不可がかかり全く閲覧出来ない日々というのも実際数回経験してきました。
そんな時にモノレート見れないから仕入できないということは仕事にならないです。
だからこそ、もしモノレートが使えない場合の対処法や代用サイトは知っておく必要があるでしょう。
こちらはAmazonの商品ページにグラフを表示してくれる機能です。
他にも使い方はありますが、無料で使えるので導入しておくべきでしょう。
Amazonの値段が分からないのであれば、ヤフオクの実績と比較すると良いでしょう。
このオークファンは無料なら3ヶ月。有料プレミアム会員なら何と10年分の過去相場を見ることが可能。
無料会員でも登録していつでも使えるようにしておきましょう!
僕は当然プレミアム会員で重宝しています^^
ツールに頼らない力も必要不可欠
いかがでしたでしょうか?
長々ともしこの文章を最後まで読んだあなたは、間違いなくせどりで稼ぐ力が身につくでしょう。
理由としては、細かいこともシッカリと続けることが出来る最低限のやる気をもう持っているからです^^
副業でも専業でもやはり個人ビジネスなのでライバルは比較的多いです。
そしてせどりをやる上で間違いなく今回解説したモノレートの見方というのは、ただの入り口に過ぎません。
細かいテクニックや交渉力・目利き力など、モノレートの見方をマスターしても更に学ぶべきことは沢山出てきます。
ただどれも着実に土台を固めていくことにより自分の力となっていくことは間違いありません^^
まずはモノレートを極めて、更に深いノウハウを知りたい場合は、レポートを多数ご用意した僕自身のメルマガをご覧ください。
店舗せどり、電脳せどり、この記事のボリュームに負けないレポートをご用意して、不定期に深い情報も発信しています。
学ぶことは沢山ありますが、少しでも最短でたどり着けるためにも、価値を感じて頂けると幸いです。
力を身に着けて少しでも生活を豊かにしていきましょう!
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