ヤフオクに出品する際の手数料やかかる費用を計算してみた

2018年3月4日

ヤフオク 手数料

ヤフオクを使って商品を出品する際に気になるのは、やっぱり手数料ですよね。

フリマアプリやオークションサイトでも、すべて無料で出来るなんてことはあり得ません。

では出品する上で一体、どのぐらいの手数料を取られるのでしょうか?

どの部分に料金が発生して、合計でどのぐらいの金額になるのか。

具体的な例を交えて、細かく解説していきますので参考にしてみてください^^

はじめに

ヤフオク 手数料
冒頭でも言いましたが、すべてが無料なんてことはありません。

分かりやすく説明するなら、ヤフーオークションという知名度の高い場所を借りて、自分の商品を販売しているわけですから、売れたら当然場所代を払わなければいけません

もちろんヤフオクに出品させてもらっているので、Yahoo!の会員にならないと出品する権利は与えられません。

自宅に不要品がたくさん眠っている方はヤフオクを利用したほうが、他のフリマアプリを利用するよりお得という場合もありますので、よく検討されてみてください。

まずヤフオクには「フリマ出品」と「オークション出品」の2つのカテゴリーから選ぶことが出来ます。

フリマ出品は一定の金額で販売することを意味し、オークション出品はその名の通りオークション形式での出品になります。

それぞれかかる費用が違ってきますので、それぞれ詳しく解説していきます。

フリマ出品の場合

ヤフオク 手数料

フリマ出品の場合は「落札システム利用料」というものがかかってきます。

これは出品した商品が落札されるとかかってくる料金です。

落札された金額の何パーセントかを手数料として払わないといけないのですが、ヤフーのプレミアム会員になっているかどうかで、料率が変わります。

Yahoo!プレミアム会員 Yahoo!プレミアム会員登録なし
8.64%(税込) 10%(税込)

ご覧の通り、プレミアム会員のほうが若干料率が安いですね。

プレミアム会員になるには月額498円(税込)がかかってきますが、ヤフオクを利用するのであればこれぐらいは仕方ないでしょう。

タイミングによってはプレミアム会員6ヶ月分無料キャンペーンなんかも開催しているので、そういった時は狙い目ですね^^

またオークション出品を利用する場合は、プレミアム会員の登録が必須になってきますので、ヤフオクを利用して商品を売る場合は登録しておいたほうが良さそうです。

オークション出品の場合

ヤフオク 手数料

オークション出品の場合は、色々と料金が発生するタイミングがあるので1つずつ解説していきます。

値段自体はそれほどでもありませんが、知っておくと便利なシステムもありますので参考にされてみるといいかもしれません。

必ずかかる費用

  1. Yahoo!プレミアム会員費
  2. 落札システム利用料
Yahoo!プレミアム会員費

ヤフーオークションを利用するにはYahoo!プレミアム会員になる必要があります。

その際の費用は月額498円(税込)となっています。

無料キャンペーンなども開催されていることがあるので、そういった場合は狙い目ですね。

落札システム利用料

落札システム利用料は、出品した商品が落札された時にかかってくる費用です。

落札されなければ手数料は取られませんが、売ることを前提に出品しているわけですから、このあたりの費用も頭に入れておきましょう。

落札システム利用料 8.64%(税込)

基本的には落札額の8.64%が手数料となるのですが、一部カテゴリーでは料金体系が異なる場合があります。

ほとんどが自動車などの特殊なものになりますが、取り扱うことがある場合は確認しておきましょう。

以下のカテゴリーは、出品システム利用料が必要、または落札システム利用料が通常と異なります。

カテゴリー 出品システム利用料 落札システム利用料
自動車、オートバイ>中古車・新車 3,024円(税込) 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>トラック、ダンプ、建設機械>車体 3,024円(税込) 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>バス>車体 3,024円(税込) 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>キャンピングカー(車体) 3,024円(税込) 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>部品取り車 3,024円(税込) 3,024円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>セーリングボート 0円 3,024円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>バスフィッシング用ボート 0円 3,024円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>モーターボート 0円 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>オートバイ>オートバイ車体 0円 1,944円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>水上オートバイ 0円 1,944円(税込)

場合によってかかる費用

  1. オプション利用料
  2. 出品取消システム利用料
  3. 送料
  4. 梱包料
オプション利用料

オプション利用料とは、出品している商品を目立たせたりするためにかかる費用です。

他の人と差を付けるために、注目のオークションなどと表記させると良いかもしれません。

このへんはバランスを取って、あまりお金をかけないほうが得策です。

以下がオプション料金表になりますので、参考にしてみてください。

項目名 料金
最低落札価格 108.00円(税込)/1個あたり
注目のオークション 21.60円(税込)以上/1出品・1日あたり
太字テキスト 10.80円(税込)/1出品あたり
背景色 32.40円(税込)/1出品あたり
目立ちアイコン 21.60円(税込)/1出品あたり
贈答品アイコン 21.60円(税込)/1出品あたり
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出品取消システム利用料

出品取り消しシステム利用料とは、入札があったオークションを取り消すのにかかる費用になります。

出品取消システム利用料 540円(税込)/1出品あたり

こちらも一部カテゴリーは料金体系が異なります。

やはり車関係となってきますが参考までに^^

カテゴリー 出品取消システム利用料
自動車、オートバイ>中古車・新車 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>トラック、ダンプ、建設機械>車体 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>バス>車体 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>キャンピングカー(車体) 3,024円(税込)
自動車、オートバイ>部品取り車 3,024円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>セーリングボート 540円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>バスフィッシング用ボート 540円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>モーターボート 540円(税込)
自動車、オートバイ>オートバイ>オートバイ車体 540円(税込)
スポーツ、レジャー>船、ボート>船体>水上オートバイ 540円(税込)

入札があった商品ですので、入札がなければ費用がかかることはありません。

以下の3点のいずれかに当てはまっていた場合は利用料がかかるのでご注意下さい。

入札者がいる
入札者がいた入札を取り消した
最低落札価格に達する入札ではないが入札がある
送料

当然、落札された商品を送るとなると送料がかかってきます。

こちらは出品する時点で「出品者負担」を選択していた場合、落札後に別途送料をこちらで払う必要があります。

逆に「落札者負担」を選んでおけば、商品代金と送料を落札者が負担することになります。

梱包料

機械系など、壊れやすいものはプチプチで梱包すると良いでしょう。

その際のプチプチ代金をどうするかです。

家にある資材で補えれば結構ですが、何もなければ購入するしかありません。

梱包代として落札者に負担してもらうことも出来ますが、その際は商品ページなどに梱包代金の詳細を記載することをオススメします。

明らかに取りすぎと思われる金額は設定せず、常識の範囲内で設定するようにしましょう。

具体的な例題

ヤフオク

では簡単な例題を用いて、実際にかかる費用を計算してみましょう。

プレミアム会員に登録している前提で進めます。

今回は以下の商品が売れたと仮定しましょう。

衣類(1点)⇒2,000円
フィギュア(1点)⇒5,000円
CD(1点)⇒3,000円

この3点が売れたとします。

3点の合計落札金額は10,000円となりますので、この落札額の8.64%が落札システム利用料としてかかってきます。

10,000円(落札額)×8.64%(料率)=864円(税込)

ここにプレミアム会員費である498円(月額)が上乗せされます。

1ヶ月でこの3点のみ売ったとしたら合計で1,362円(864円+498円)の手数料がかかってくるということですね。

これはオプションを利用していない計算ですので、売れやすくするためにオプションを利用した場合には、さらに金額が上乗せされる形になります。

Yahoo!プレミアム会員費は月額ですので、何点売ろうが変わりません

なるべく多く売って、1商品あたりにかかる費用を抑えたほうがお得ですね^^

まとめ

ヤフオク 手数料
いかがでしたでしょうか?

手数料はどうしたってかかってしまいます。

売れたのに思ったより入金がないと慌てず、手数料にどのぐらいの費用がかかるのかは把握しておきましょう。

ヤフオクの手数料を高いと見るかどうかは個人次第ですが、オークション形式でこれだけ知名度があるのはヤフオクしかありませんしね^^;

それでは、ご覧頂きありがとうございました。