【徹底解説】せどりでAmazon販売する際、必須のツール「プライスター」

2020年6月6日

プライスター
2012年からずっと使われ続けているプライスター、色々調べると必要ない・不要・いらないなどという意見もありますが実際どうなのでしょうか?

僕はAmazonを使ったせどりをやってきて、始めた当初2014年からずっと5年以上プライスターを使い続けています。

主な仕様としては、売上管理・出品補助・価格改定ですが、時間が経つほどにどんどん機能が追加されており、非常に便利ですね。

ただ有料ツールで月額費は発生しますので、どの程度の売上から使うべきか、そして導入した際の使い方、どれほど楽になるのかを全て解説していきます。

プライスターの全機能と利用料金は?

機能
売上管理ツール、価格改定ツールなど補助系のツールは様々な物が時代によって作られていますが、プライスターは一番歴史がありユーザーも2020年5月で9000人超えと非常に多いですね。

大前提としてAmazon販売をメインとしたせどりを現役でやっている人ほとんどが使っているということは知っておいて欲しいです。

知り合いの中には月商が数千万単位の人も使っているくらいなので、初心者にも上級者にもおすすめ出来るツールということですね。

それでは、実際にどのような機能がメインとして備わっているのかを簡単にリスト化してみました。

  • 一括商品登録・FBA納品作業
  • SKU・コンディション説明の自動入力
  • 仕入れ値の入力・写真の掲載
  • 売れたもの履歴ですぐに販売履歴を確認
  • 手動価格改定・自動価格改定設定
  • 販売利益額・利益率の把握
  • 現在の在庫金額把握・棚卸し可能

メインの機能としてはこのような感じでしょうか?

ちょっと初心者には分かりにくいかもしれませんが、仕入れをした後の作業を全てプライスターで効率化出来るというのがメインの使い方ですね。

Amazonのセラーセントラルから普通は出品しますが、1個ずつ商品登録をしないといけないですし、仕入れ値を入力することが出来ないので販売利益も分かりにくいです。

プライスターを使うことで1個ずつでなく一括で商品登録が出来るだけで効率はかなり良くなりますね。

もちろんこれだけの事が出来るだけでも十分に月額費の元をとるくらいの価値はあるのですが、これ以外にも様々な機能が付属しています。

こちらは説明しているとキリがないので、リストにだけ纏めておきますね。

  • 格安の納品サービス「プライスター便」
  • 納品作業代行サービス「プライスターパートナー」
  • 海外輸出もできる「プライスターUS版」
  • 購入者へお礼の自動メール「サンクスメール」
  • 検索ツール「せどりすとプレミアムとの連携」
  • アプリ版による便利な操作性
  • 売上データ分析、経費等の入力管理

これだけの追加サービスも使うことが出来ますし、かゆいところに手が届くような機能がどんどん追加されていることも良いところですね^^

そんなプライスターですが、これだけの機能がありながら料金は非常に良心的で、ある程度の売上があれば全く負担になりません。

プライスターの料金

登録から30日間:無料
翌月から月額費:4800円(税別)

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Amazonの月額費用と同じくらいで、税込み5000円ちょっとでこれだけの機能が使えるのは正直ありがたいです。

プライスターを使うことの条件はAmazonのセラーセントラルに登録して大口出品者で月額を払っている状態であればOKですね。

小口出品者やまだAmazonセラーでの設定がまだという方は、そちらか販売出来る状態にして使い始めることをおすすめします。

基本的な機能と料金はお伝えしましたので、ここからは実際にプライスターを登録してやるべきこと、そして出品方法などの使い方を見ていきましょう!

プライスターでセラーと接続方法、初期設定

初期設定
まずプライスターを利用するにはAmazonのセラーアカウントと紐付け、接続設定をする必要があります。

基本的に、プライスターに登録するとマニュアルが付属してくるので、それを読みながらやれば問題なく接続できると思いますので、こちらでは割愛しますね。

うまく接続が完了しても、すぐに反映されるというわけではなく、在庫などのデータを引っ張ってくるのに多少時間がかかります。

数時間経てばほとんど接続完了していると思いますが、24時間ほど経過して上手く接続できていれば全て反映されるのでそこからスタートですね。

結構ツールによっては初期設定が色々と必要な場合はありますが、プライスターはこの接続設定だけで十分使い始めることが可能なのです。

  1. セラーとの接続設定をする
  2. 商品コメント(コンディション説明)のテンプレを入れる
  3. サンクスメール(無料)を開始設定する

最初にやっておいたほうが良いことといえばこのくらいでしょうか?

コンディション説明は、自己発送orFBA納品、そしてジャンル別に自分で好きな定型文を登録することが出来ます。

実際に僕も様々なジャンルを扱うので、特に使うものに関しては決まったテンプレを入力してすぐに反映されるようにしていますね^^

後はサンクスメールを送ってセラー評価を多少なり増やす作戦も使いたい場合には、設定から機能を有効にしておけばOKですね。

プライスターでの出品方法

出品
後は実際にプライスターを使って出品するだけなのでここからは出品の流れを軽く解説しておきます。

基本的に2パターンありますが、自己発送orFBA納品でタブが違いますので間違えないように出品をしていきましょう。

自己発送で出品する流れ

1.「出品する」から自己発送で出品を選択
2.商品のキーワード/JAN/ASINなどを入力
3.全ての項目を漏れなく埋めていく
4.下部にある「出品する」ボタンで出品開始

非常にシンプルで、1個ずつじゃなく一気に商品を出品できるところ、仕入れ価格を入力出来るので粗利が一目瞭然ですね。

因みにツール上から操作してセラーに情報を送るため、実際に出品されるのに10分~15分程度時間がかかる場合もありますので、念の為セラーでも確認すると良いです。

FBA納品で出品する流れ

1.「出品する」からFBA納品の商品登録を選択
2.商品のキーワード/JAN/ASINなどを入力
3.全ての項目を漏れなく埋めていく
4.下部にある「登録」ボタンで登録開始
5.納品プラン作成のページへ移り少々待つ
6.商品に問題ないか見て「選択した商品をFBA納品する」
7.上手く完了したら商品ラベルを印刷
8.セラーセントラルでこの納品プランを開くを選択
9.セラーに飛んだ後、配送業者個数などを設定
10.納品ラベルなど印刷して終わったら出荷確定

このような流れでOKですが、1度実際に出品してみないことには分かりませんよね^^;

個人的には1個ずつ商品登録というのが一番の手間だったので、そこはプライスターで一括登録して納品プラン作成までをサクッと終わらせるところまで使っています。

プランが出来てしまえば、後はセラーにて軽く配送業者を選択、FBAパートナーキャリアを使って発送する場合どのみちセラーセントラルで操作しないといけません。

ただこの流れでやれば非常に早く出品作業が終わりますし、上手く反映されないエラーが出ない限りはプライスターを使った出品が圧倒的に早いことは間違いないでしょう。

確定申告に必要な棚卸しも一瞬で終わる!

棚卸し
出品の効率化がメインとなりますが、プライスターから仕入れ値をしっかり入力しておくと現在の在庫金額もすぐに分かります。

そして確定申告では12月31日時点での在庫金額を把握しないといけませんが、こちらもプライスターからCSVファイルをダウンロード出来るのですね。

上記画像のように、「現在庫のダウンロードと編集」から自己発送・FBAそれぞれの在庫ファイルをダウンロードすることが可能。

ファイルをダウンロードしたら個数などで仕入れ値を調整して、上から合計した金額が棚卸し金額になるという30分以内で終わりますね。

プライスター 棚卸

これは一度経験すると分かるのですが、仕入れ値などを管理していないと非常に面倒になる作業なのです。

セラーセントラルのみだと、仕入れ値をSKUに入れるくらいしか出来ないので、在庫ファイルをダウンロードしたとしても、手で計算していかないといけません。

もちろんこの在庫ファイルダウンロードはいつでも使えますので、ジャンルごとにSKU管理などしておけば、エクセルで絞り込みをしてジャンルごとの在庫金額などが把握出来ます。

使い方は人それぞれですが、管理をしっかりとしたいならそういった面でもプライスターは使いやすいと言えますね。

プライスターはどのくらいの月商で導入すべき?

売上
プライスターの導入を検討している場合、まずは初期費用がかからずいつでも解約は可能ということは知っておきましょう。

よくある定期購入でしばらく使わないといけないなどの縛りは一切ありませんので、1ヶ月無料で使って解約しても問題ありません。

では実際どれほどAmazonの売上が上がっている際に使ったほうが良いでしょうか?

個人的にはこの機能を知っていたら最初から余裕があれば使うべきと思うので、資金に余裕があるなら最初から使うことがおすすめ。

というのも、Amazonのセラーから商品登録をしなくてもOKなので2回も学ぶ必要がなく、プライスターだけに慣れておけばいいだけのこと。

それに加えて出品作業の時間も短縮できるわけなので、スピードを意識するなら教材や塾などよりも投資すべきものと思っています。

それでも最初に資金が少ない場合、そもそも副業で売上が少ない場合などは無理して使う必要はありません。

月単位の利益として5万円を安定して超えるレベル、月商にして30万~50万ほどでAmazon販売に慣れた後くらいなら間違いなく使うべきでしょうね!

何でも簡単に導入すべきではない

ツール
ここまでプライスターをゴリ押しするのは、僕が1からAmazon販売を始めるとしても必ず導入するツールだから。

同様に店舗せどりでの検索ツールでは「せどりすとプレミアム」は間違いなく使うべき有料ツールでしょうね!

極論言えばハイスペックPC、常に最先端のスマホなど持っていると動作スピードで明らかに効率良くなりますが、そこまでする必要はありません。

個人でも「予算」をしっかりと考えた上で有料のものは投資するようにしましょう。

余剰金が多いなら、正直躊躇せずスペックアップや効率化ツールはどんどん使うべきですし、そうでないなら非効率でも耐える時期は必要です。

自分の状況や売上から考えて問題なさそうであれば是非プライスターをまず導入してみてくださいね^^

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