せどりに大打撃?Amazonの規約変更によりAmazon刈り取りが全面禁止に

2018年3月28日

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Amazonでは度重なる規約変更がされていますが、今回ほど気になる変更はないのではないでしょうか?

急にAmazonの出品規約が変更された内容と、それによる影響について解説をしていきます。いやはや、一体どうなることでしょうか・・・。

知らせは突然に

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今回の規約変更ですが、Amazonからのメールがあったわけではなくいつの間にかコンディションガイドラインに追加されているというイメージで良いでしょう。

この変更により影響を受けた・・・という話は記事を書く時点で全くきいていません。

早速ですが、規約変更内容を見てみましょう。

今回は新品の出品に適応されるルールが3つほど追加されたということですね。

メールも来ていないのに気付いた人は凄いです。笑

この3つでせどらーに大きく影響があるとするならば1番目と3番目のルールです。

これらを1つずつ細かく見ていきましょう。

個人から仕入れた商品

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これは何を意味するのかというと、メルカリなどのフリマアプリやヤフオクから仕入れた商品を新品で出品することは出来ないということです。

結構な割合の人がこの手法で販売していることは経験があるでしょう。

また少ないでしょうが、知り合いから買ったり、個人からの買取品などを新品で販売することもまたNGとなります。

リサイクルショップ業者さんがAmazon販売しているパターンもあるでしょう。

その場合は、個人からの買取品を販売することがほとんどだと思いますので、ほぼ新品以下でしか出品できないということになってしまいますね。

店舗せどりならOKか?

基本的にレシートが発行されている店舗で仕入れを行い、新品で販売するというのはOKでしょう。

リサイクルショップの未開封・未使用品などは正直グレーだと思いますが、リサイクルショップの明細が出る以上は問題ないでしょう。

ただ個人的にリサイクルショップでの新品仕入れもメルカリ・ヤフオクからの仕入れもあまり変わらないのでは?と思っています。

出来ることなら普通の量販店などで新品を仕入れていきたいですね。

電脳せどりでも事業主、業者ならOK

メルカリ・ヤフオクがダメだと言いましたが、この2つを使って業者さんからの大量仕入れをしている人も多いでしょう。

むしろ電脳で大きく利益を出すのであればする必要がある事。

ですがそれらの業者さんが明細を出してくれるかがポイントとなってきます。

個人的にも何名か、このような業者さんと繋がって新品の大量買いを定期的にしていますが、残念ながら明細は出せないような訳あり出品だと思っています。

本来なら堂々とAmazonで販売すればいいのに、わざわざフリマアプリやオークションを使っているのはバレたくないから・・・という向こうの都合もあるでしょう。

もしそうだとしたら業者でも明細が出せないのでNGということになりますね。

この項目の対応策

これをやったらすぐにでもアカウント停止というわけではないでしょうが、自分の方針が新品メインであれば方向転換を視野に入れた方が良いでしょう。

仮にAmazonから警告が来て、繰り返してやってしまうと当然アカウント停止などの措置を取られる可能性は十分に考えられます。

となると急に方向転換は難しいと思いますが、他の手法を取り入れる・中古をメインで仕入れるなど意識はしていくべきだと思っています。

メーカー保証について

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2番目の項目は特に重要視すべきではないでしょう。

例えばメーカー保証が必ず3年正規代理店で購入すると付くなどの条件がある商品を転売することは出来ない。

もしそれが発覚すると規約違反なるということでしょうね。

新品メインの店舗せどらーの話を聞くと、保証書や保証印に関してあまり深く考えてないという印象も受けます。

量販店で新品購入して、保証印を押されようが構わず新品で出す人は非常に多いはずです。

今後はこの規約を元に、保証関係も整って行く可能性は十分にあります。

やはり店舗せどりの終着点として、如何に卸業者から直接仕入れ出来るかが今後ポイントになってくると思います。

家電量販店の店員さんとの繋がり・・・といってもあくまで公認されたやり方ではないですからね。

Amazonでの刈り取りがNG

Amazon 刈り取り
これが最もダメージが大きい変更だと思います。

電脳せどりの手法の1つとして「Amazon刈り取り」というものが存在します。

例えば、Amazon本体が1000円で投げ売りをしているが定価が3000円などの場合。

これを1000円で買える範囲で買い取って、定価の3000円で売るというやり方ですね。

Amazonでの仕入れを否定されるとこの方法自体がダメになります。

個人的にも結構買っていて楽なやり方だったのでショックですね・・・。

どのように判別するのか?

刈り取りがダメということですが、購入アカウントと出品アカウントの情報が紐付いていると内部的に判断されて、Amazonからの警告が来る可能性はあります。

ただしそうならない限りは正直Amazonは聞くしか判断出来ないと思います。

ですので、規約違反だがそこまで重いわけではなく、警告が来てそれを繰り返すとアカウント停止になる場合もありますよといった事ですね。

別アカウントで買えば?

先ほどの理由から、Amazonから聞かれない限り大丈夫では?という意見も耳にします。

確かに個人からの仕入れもそうですが、明細を提出してと言われて初めて気付くことです。

普通に出品していたらまずAmazonから判断することは出来ません。

ですのでおそらく別アカで刈り取り自体は可能でしょうがグレーに頼るのは怖いので自己責任ということになります。

Amazon限定商品もダメ

もちろんですが、どんな物にも関わらず刈り取りが出来ないということは、Amazon限定商品を購入して販売するのもNGでしょうね。

それなりに利益の出る商品が多かったため悔やまれますが、Amazonで販売している以上は従うしかないのが事実です。

受け入れて別のことを柱とする必要はあるでしょう。

今後の展開とせどりについて

Amazon 未来
これらを踏まえて、個人的な意見と今後についてを考察していきます。

新品の行末

まず新品をメインで扱っているのであれば終着点として卸業者やメーカーと直接取り引きしかないと思っています。

家電量販店やドラッグストア、スーパーなどと繋がり大量に買っている人が店舗で稼いでいる人の大半だと思います。

それだけでも交渉術や人攻略のスキルがいるので難しいことでしょう。

ただ、それを乗り越えて自分が正規代理店になるレベルで考えないといけない可能性も出てきます。

この流れですと数年後、正規代理店でないと販売できないなどになる場合もあるでしょう。

そんな時に対応出来ないと苦しいです。

中古に光明が?

となると一番目をつけやすいのは中古ですね。

個人的には中古推奨派なので、やっぱりそうなってくるよな~という気持ちが強いです。

中古を取り扱うリサイクル業は今後も長く細く続けていける分野だと感じています。

どんなに規制されようが中古自体の販売や需要を考えるとAmazon側もメーカー側の何も言うことは出来ません。

今回の規約変更で、すぐにでも対応すべきかと言われるとそうではないでしょう。

そんな重大なことであればメールでセラー全員に通知すべきでしょう。

そして内容からしてAmazonから仕入元確認をされない限りバレないのでは?といった比較的軽い規約違反になるのかな・・・法律や著作権などの問題ではありませんからね。

ただしその規約違反をメインとして攻めづつけるのはあまり良くないです。

せっかくならこの機会に中古系に手を出してみる。

皆が中古に流れるのを予測して新品を突っ張るなど方法はいくらでもあります。

柔軟に対応できるように色んなスキルを身に着けておくことをオススメします。