Amazon「MWS-API」とは?ツール連携で使用する際に注意すべきこと
Amazonで販売する「せどり」を行っていると、価格改定ツールのプライスターや検索ツールのせどりすと・せどろいど・アマコードなど多数の支援ツールを使う事になります。
その際に入力する「MWS-API」について使い方や取得方法などを解説していきます。
おそらくその他ツールを使う際に必ず必要になることですので、それを登録するリスクなど覚えておきましょう^^
それでは、ご覧ください。
APIとは?
まずはAPIというものは何ですかということからですね。
言葉の意味から見ていきましょう。
APIとは、アプリケーションプログラムインターフェイスの略語で、プログラミングの際に使用できる命令や規約、関数等の集合の事を指す。
ソフトウェア開発の際、いちから全てを作るより、APIを利用すればもともとあるプログラムを呼び出して、その機能を組み込んだソフトウェアを開発することができる。
難しい言葉で書かれていますが、情報の集合体といった感覚でしょうか。
深くは説明出来ませんが、このような認識で問題ないと思います^^
これを公開しているサービスとしていないサービスがあり、それによりツールを作れるか?ということになるわけです。
販路で言うとAmazonや楽天は公開しているがメルカリは公開していません。
その中でもAmazonが公開している物が「MWS-API」と呼ばれています。
AmazonマーケットプレイスWebサービス
MWS(AmazonマーケットプレイスWebサービス)とはAmazonの大口出品者のみが使えるサービスとなります。
利用するのは無料ですが、小口出品では使えないということですね^^;
どちらにしろツールなどを連携するくらいであれば、大口出品をオススメしています。
[blogcard url=”https://moge-world.com/?p=38″]
こちらのサービスですが、自分でプログラミングやツール開発をしない限り、外部ツールと連携する為に使うと言った認識で良いかと思います。
要は自分の出品情報などをツールと連動させて、在庫管理や価格改定を行う物ですね。
一応登録までの流れを解説しておきます。
⇒登録画面はこちら
上記のサイトより登録が開始されて、自分の出品者アカウントでログインしましょう。
ここで何かしらのツールと連携する場合には、開発者が~というところにそれぞれのツールが提示している情報を入れて連携するわけですね^^
いずれを選択してもこのように複数のIDが表示されます。
画像では消していますが、英数字の羅列がほとんどですね。
覚えておくために画面のスクショや印刷は必要ですが、IDやパスワードと同じで第三者に漏れないよう注意しましょう。
詳しくはわかりませんが、勝手に権限でログインされ・・ということもあり得ますから^^;
ツールと連携するのは大丈夫?
ネット上には無料・有料を含め多数のツールが存在します。
Amazonの商品管理・価格改定ツールなどはこのAPIで連動しないといけません。
ここで不安になるのは・・・
ということですが、これらツールと連携した時点でまず出品情報などは完全に開発者側に伝わります。
価格改定ツールなど伝えないと使えないですからね。笑
とは言ったものの不正利用されたり個人情報の漏洩など世間的にはよく聞く話です。
どうしても気になるということであれば外部ツールは一切使えいないということになります。
個人的には特に問題ないかなと考えていますが・・。
せどり系ツールでどうにかなった、大量アカウント停止を受けたなどは今のところ聞いたことがないので、そこまで慎重にならなくても良いかな・・とも思っています。
こんなことを言っていますが、もし何かあったなどあればコメント頂ければ幸いです。
権限付与の確認と削除方法は?
勿論自分が開発者を入力して、ツール側に入力して初めて使えるようになるわけなのですが、ツールを使わなくなった際はどうなの?という問題が残っています。
これはあまり気にして居ない方が多いですが、ツールを解約・削除してもMWS連携は切れていません。
これがどれほど危険か・・・
というわけではありませんが、使わないのであれば連携を取り消しておくと良いですね。
削除方法ですが、まずはセラーセントラルにログイン。
右上の設定⇒ユーザー権限を押すと、現在付与しているサービスが表示されます。
ここで必要のなくなったサービスとは連携を切っておいて良いでしょうね。再度必要になればまた連携することは可能ですので。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
個人情報や、自分の扱っている商品情報など気にすればキリがないことですね。
もし不安であればツールなど全てを外部委託することが不可能になってしまいます。
僕がメインで使っている価格改定ツール「プライスター」でも規約にこのような事が書かれています。
第13条(個人情報)
4、 当社は、利用者の個人情報が識別されることのない範囲で、利用者の同意なくして統計目的、またはマーケティング目的のために、会員の提供情報、及び会員の本サイトの使用履歴、会員属性を利用し統計結果を一般に公開することがあります。
引用:プライスター利用規約
いち個人の商品情報を見て真似するなどという小さな事はしないでしょうが、どのカテゴリーを誰がどれだけ販売しているかなど丸わかりです。
それを見られても利用する時点で文句は言えない・・ということですね^^
不安であれば連携する際にそれぞれの利用規約を読むことや、開発者にお問い合わせなどしてみましょう。
それでもほとんどの方は気にすることはないでしょうし、僕も全く気にしておりません。笑
ただしこういった仕組みで情報は裏で流れているかもしれない・・・ということだけは知っておくと良いでしょう。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
とてもありがたくない仮定の話ですが
ツール提供元がハッキング等をされて悪意のある人間にのっとられた場合に
そこのツールを使っているユーザーのアマゾンへの出品情報などを
勝手に書き換えられる可能性がある、ということが
この権限付与の最大のリスクでしょうかね。
#もちろん、ツール提供元が信用できることが大前提となりますが。
匿名Tさん
ハッキングなどは個人情報含めネットの怖い部分ではありますね^^;
今回のAPIなど以外にも正直色々なログインパスなどある程度決まっているので変えなけりゃなーと常に思って思うだけで終わってしまいます・・笑
お久しぶりです♪
MWS認証トークンについてですが、
アプリケーション名
アプリケーションの開発者アカウント番号ってどこで
入手するのですか?
なんかググったら色々別な回答だったので不安になり質問させて頂きました。
けーさん
お久しぶりです^^
・アプリケーション名
・アプリケーション開発者アカウント番号
この2点は接続するツール側が発行するものです。
ですので、接続したいツール側のマニュアルを見るか、無ければそのツール側にお問い合わせするとOKですね^^