【2017最新版】Amazon 出品制限カテゴリーやブランドの確認と解除方法
Amazonでは年を越すごとに出品規制が増えてきています。
大まかにいうと制限カテゴリーと制限商品の2種類があります。
ある程度の企業や会社であれば卸業者からの請求書があれば問題ないですが、個人事業主の場合はどうしたらいいのか?
そして制限解除には何が必要なのかについて解説をしていきます。
どの商品にビジネスチャンスがあるのかは、時代によってかわるものですからね・・。
なるべくならこれらの制限を解除しておいたほうが有利に物販をすることが出来ます。
この記事を読んで対策を考えて頂ければ幸いです。
それでは、ご覧ください!
はじめに
Amazonで出品する際に、制限されたカテゴリーは解除申請を自分で出す必要があります。
もちろんこれらのカテゴリーで出品するには大口出品者である必要があります。
まずは制限されているカテゴリーについて一覧で見てみましょう。
パターン1は特に特別な請求書などは必要とせずに、何か販売したい商品を選びそれで申請をするだけでOKとなります。
パターン2の場合はそのカテゴリーを仕入れたことの証明である請求書が必要になります。
多少は難易度が上がるということですね。
最後のパターン3のCD・レコードは制限状況などが曖昧です。
2016年の11月頃に急に出せなくなったなどの声を聞きましたが、普通に出せるよって方もいるので今後の動向に注目です。
ささいなことでもいいので、何かありましたらコメント欄など活用して頂ければと思います^^
また2017年5月に読者様から情報を頂き新規アカウントだとTVゲームも制限カテゴリーに入っているとのことです。
ゲーム機本体などで露骨に詐欺アカウントが横行したせいでしょうか・・・。
こちらのカテゴリーもCD・レコードなどと同じく、全く出品していなかったら突然制限になる可能性もあります。
一応昔から普通に出せている方も、半年以上取り扱っていない場合には商品登録して確認する必要がありますね^^;
制限の確認方法と申請方法
それでは実際に今どのような状況かを確認してみましょう。
何度もこの制限について調べていますが、セラーですぐに確認できる方法がわかりませんでした^^;
ですが、この記事を書く時に良いページを見つけたので共有しておきます。
まずはセラー下部にある「サポートを受ける」というボタンを押しましょう。

右側に出てきた一番上に検索窓がありますので、こちらに「出品申請」という項目を選択してみると、今の状態がわかるかと思います。

このように表示されました。
僕のアカウントでは可能な限りカテゴリーは申請を済ませたので何でも出せる状態です。
一番上のCD・レコードは制限のカテゴリーに間違いなく入っているのですが、正式に発表があったわけでもなくいきなり追加されているみたいです・・・。
これからは他カテゴリーも急に制限になる可能性もありますね。
これで現状は確認出来たかと思います。
因みに一覧に「Ergobaby」と項目があるのは確か以前仕入れてどうにか出品できないかなーと試みた結果表示されているものだと思われます。
このようにメーカーごとの制限も増えてくると思われます。
全く通ってないアカウントで見てみましたが、ここには何も表示されていない状態でした^^;
ですので実際申請する際には、また先ほどの検索窓に「出品許可」と入れてみましょう。

ここで「出品許可が必要なカテゴリーと商品」というベージがありますので、そちらから一覧を見ることが可能です。

この部分ですね。
ここからそれぞれのページに行き、下の方にある「出品を申請」を押せば開始できます。
簡単なカテゴリー解除方法
では以前ペットカテゴリーに申請した際の流れを実際にとっておきましたので、こちらで流れを確認してみましょう。
なお、仕様変更により途中変わっている場合やこの方法では解除出来ない可能性もあるのであくまで参考までにお願いします。
まずは先ほどのページより制限申請をします。
※もし先ほどのページから行けないという場合には、実際に申請したいカテゴリーを商品登録してみましょう。
登録しようとすると『申請する』ボタンが出てくるはずです。

商品はすべて新品ですか?
→「はい」をクリック
商品に製品コード(JAN)がありますか?
→「はい」or「免除が許可されている商品です」をクリック
※JANがなくても商品ページがあればOK。

並行輸入品ですか?
→「いいえ」をクリック
※基本的に国内のせどり・転売であればいいえ。

画像を1枚アップロードしないといけません。
その画像の条件が7項目くらいありますので「はい」を連打しましょう。

今回はこちらの商品の画像を拝借。
基本的にはAmazonのジャンルから条件に合うものを選んで、保存してアップロードで大丈夫です。
※サイズが合ってない場合はペイントなどでサイズだけ変更する。

無事アップロードが完了しました!

最後に申請の内容を送信して、ミッション完了となります。

初めての方だとここで販売者名や電話番号の入力が必要になってきます。
まだ情報・ポリシーなど編集していないという方はこの機会にやっておきましょう。
規約上は書いておかないといけません。
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請求書が必要な解除方法
さて問題はここからですね。
以前はこれらも上記の方法と小売店で仕入れたレシートを見せるだけでOKでした。
ですが、現状ではそれなりの請求書などを用意する必要があります。
色々な方の話と、情報からまとめるとこのような感じですね。
一点あやふやな部分が商品の個数ですね。
1種類3個以上で合計数量が30個以上というのが安心できるラインかな?
ただ1種類3個ってのも怪しいので、個人的には1種類30個で申請するか3種類10個ずつで申請するかといった方法にするでしょう。
後は請求書であることが大前提です。
この中で一番難易度が高いとすれば、「小売店ではなくネットでも販売していない卸問屋を見つける事」でしょう。
これさえ見つけることが出来れば、後は仕入れて請求書を作成してもらうだけでOKですね。
その調べ方ですが・・・もちろん自分の地域によって変わってきます。
オススメはiタウンページです。
以前に記事を書いていますが、普通に店舗せどりをする際にも役立つ店舗情報が満載です。
[blogcard url=”https://moge-world.com/?p=675″]
因みにこの申請がきっかけとなり、定期的に卸してもらっているという話も聞きます。
そういった目線でもチャレンジしてみる価値はありますね。
では実際の申請ですが、

こちら新品・個数・独自メーカーかをそれぞれ選択して続けるを押します。

そうすると次の画面で請求書をアップロードする画面に来ますので、ここで用意した書類をアップロードして申請の送信して完了となります。
後ほど確認の為にテクニカルサポートから電話がある可能性がありますので、それには出るようにしましょう。
出品制限のブランド(メーカー)の解除方法
ここまではカテゴリーですが、ここからは2016年後半からどんどん増えてきた「メーカーによる出品制限」ですね。
これらはメーカー側から正規の卸問屋であるか、卸問屋からちゃんと卸してもらっているかを確認しないと出品できないというものです。
現状僕が聞いているメーカーを挙げてみます。
制限メーカー一覧 | ||
---|---|---|
SONY | CASIO | |
BROTHER | GOPRO | |
Ergobaby | EPSON | |
DJI | PANASONIC | |
CANON | NIKON | |
RICOH | PENTAX | |
SIGMA | Abercrombie & Fitch | |
BenQ Japan | TAMRON | |
FUJIFILM | Hoppetta | |
OLYMPUS | COACH | |
CAPTAIN STAG | Vivienne Westwood | |
NEW BALANCE | FENDI | |
TORY BURCH | Polo Ralph Lauren | |
TIFFANY | GOYARD | |
CK CALVIN KLEIN | A BATHING APE | |
CHAN LUU | RAY-BAN | |
BURBERRY | Dior | |
Mila schon | TOMS SHOES | |
Giorgio Armani | HUNTER | |
LONGCHAMP | MONCLER | |
PANERAI | Salvatore Ferragamo | |
NIKE | GUCCI | |
LeSportsac | Ed Hardy | |
CANADA GOOSE | GUESS | |
VANS | Orobianco | |
IL BISONTE | adidas | |
emu | Daniel Wellington | |
MARC BY MARC JACOBS | TOMS SHOES | |
FJALL RAVEN | BOTTEGA VENETA | |
LOUIS VUITTON | Dunhill | |
Chloe | Paul Smith | |
TATRAS | TOD’S | |
Christian Louboutin | MINNETONKA |
またこんなメーカーもダメだよなどありましたら、コメントにてお伝え頂ければ幸いです。
これら大手メーカーが入ってきていますがどういう状態か一覧にしてみました。
基本的に中古はOKですが、新品はダメというパターンがほとんどです。
そして「重要なお知らせ」というタイトルでAmazonからメールが来たセラーのみが対象になっている場合もあるので、自分がどの状態かは商品登録してみて確認しておきましょう。
例えばですが、「キャノン カメラ」と検索してみました。

このように普通に出品するボタンがある商品もあれば、下の商品はもはや中古ですら出せません・・・。
出品者は新品・中古ともに多数いるのですが・・・^^;

こちらのメーカー制限解除では先ほどの請求書とほとんど変わらないですね。日数が180日以内という部分と、個数が10点以上という部分が変わってきています。
これも用意する事が大変ですが、逆に用意できるセラーは強いとも言えますね。
まとめ
長くなってしまいましたが、年々厳しくなっていくということは最終的には個人せどらーはどうなってくるのか?ということが問題になりますね^^;
僕自身は法人化しているので、その部分を強みとして卸業者と繋がる可能性があります。
他モールで販売といっても、最近Yahooショッピングなども厳しく法人でないとPro版は通らないなども聞きます。
メルカリも業者を嫌がってツール対策をしたということもありました。
最終的な結論としては、本業があり副業でダメになるまで続けるパターンか法人化して誰も到達出来ないところまで突き抜けるパターンの2つかなといった印象です。
僕自身も決して突き抜けているというわけではないので、まだまだ努力が必要です。
せどりは稼げる!ということは間違いないですが、やはり一番は時代に適応出来る能力が必須になってくるでしょう。
何があっても対応できる資金力や仕組みが必要かなーと感じています。
もし本業を辞めたい・独立している方はこれらも考えながら日々過ごすと良いでしょう。
参考にして頂ければ幸いです。
最後までお読み頂きありがとうございました。
他に何か情報がありましたら、コメントお待ちしております。
ディスカッション
コメント一覧
いつも有益な情報をありがとうございます。
勉強しながら、拝見させていただいております。
お手数ですが、新規アカウントの販売権限について教えてください。
パターン2(へルビ、食品)は現在
申請不要で新規アカウントでも販売可能と
聞いたことがあるのですが
この情報は正しいでしょうか…?
お手数ですが、ご教示いただけますと幸いです。
よろしくお願いいたします。
のんこさん
はじめまして、コメント頂きありがとうございます^^
おっしゃる通り2018年8月現在でも新規アカウントのヘルビ・食品は申請不要となっています。
記事に中々反映させず混乱させてしまい、申し訳ございませんが今年は比較的ゆるくなっている感じがします。
また時間ができ次第修正させて頂きます!