Amazon新品販売で必ず気を付けるべきライバル「Amazon本体」の謎
Amazonの仕組みとして、1つの商品ページに複数の出品者がいるというシステムで成り立っていますね。
オリジナルの商品でない既製品だとライバルは多数います。
その中で最も注意すべきライバルとしては「Amazon本体」が挙げられます。
そもそもAmazon本体ってどういった意味?
何が問題なのか?
について解説をしていきます。
それでは、ご覧ください^^
Amazon自体が販売している
ほとんどの方がもちろん知っているでしょうが、有名な商品や日用品は基本的にAmazon自体が販売を行っています。
出品者一覧などを見ると一目瞭然です。
Amazon本体が出品しているパターンは、

出品者の名前にAmazonのロゴがあるので見間違えはしないでしょう。
ではこのAmazonがいる商品を販売する際に何が問題となってくるのでしょうか?
要約すると売れないという問題が発生してしまいます。笑
売れて初めて利益になるわけなので、Amazonが出品者にいるかいないかでも仕入れや販売の基準が変わってきます。
こちらの画像のように、他にFBA出品者が3200円で値段を付けていますが、Amazonが売れない限り売れることはほぼあり得ません。
新品に限ってはカート獲得をしているか?
が重要になってきます。
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詳しくはこの記事に書いていますが、カート獲得の条件として最上位にAmazon本体が君臨しています。
要は、Amazonが自分より安くいる場合はカート獲得はほぼあり得ないということになってしまいます・・・。
これは商品によって変わってくるのでどのくらい値下げしたらAmazonも値下げするのか?
そしてどこまで付いてくるのか・・・
など価格を下げながら検証する必要があります。
突然Amazonが現れた時の対応
実際に最初からAmazon本体が販売している場合には、対策や値下がりも考慮して仕入れを行うことが出来るでしょう。
ですが、利益が取れると思っていても急なAmazon本体の出現で全く利益でないという可能性もあります。
この状態でいきなりAmazon本体が3000円などで出品してきて、泣く泣く2900円で販売しないと全く売れない・・・
という状況が一番怖いですね。
その為、過去Amazon本体がいないか?
もう生産されていない商品か?
なども考慮する必要があります。
現行で販売されている消耗品系などの新品はほぼAmazon本体がいるので余程安く仕入れしない限り対抗するのは難しいでしょう^^;
ツールを使っている方は注意
価格改定のツールだと「最安値に合わせる、FBAの最安値に合わせる」などの設定が出来るようになっています。
ですが、そこでAmazon本体を考慮しないなど高度な設定をしないと、Amazon本体と永遠に同価格で販売して売れないということが十分に起こります。

このような状態ですね。
因みにですが、Amazonと同価格の場合間違いなくカート獲得はAmazon本体となります。
ツールだけに頼っているとせっかくの販売機会を損失している場合もあるわけです。
出来ることなら自分かスタッフなどの目視で定期的に価格やライバル状況をチェックしておくべきでしょう^^
逆にAmazon本体を利用しちゃう?
ということで、販売する場合にはライバルでしかないAmazon本体ではありますが、普通では考えられないほど値下げをすることも全然あります。
それを逆手にとって買ってから、Amazon本体がいなくなり高値になった場合に売る「Amazon刈り取り」と呼ばれる手法も存在します。
例えば一例ではありますが、

このように他の出品者とかけ離れた値段で在庫処分をする商品も出てきます。
これは実際に僕がAmazon本体から買いましたが、12,000円~13,000円で複数販売することが出来ました。
もちろんこれらの手法で利益を出す場合には、
など考えることは多く、非常に難しい手法ではあります。
とにかくAmazonで販売する以上はこのAmazon本体は要注意ということですので、仕入れをする際などは動向を見ておきましょう!
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