Amazon 出品した際に必須である価格改定の方法、変動する5つ理由
Amazonでは1つの商品に複数の出品者がいるというシステムのもと販売されています。
ライバルが複数存在した状態でどのように値段を付けると良いのか?
また何故値下がり競争などおきるのか?
今回は価格の付け方から変動する理由について解説をしていきます。
細かい部分はやはり最終的に自己判断となりますが、考え方の本質だけは参考にして頂ければ幸いです。
それでは、ご覧ください^^
基本的な出品価格
まずは大前提として、既存メーカーの商品を出品する場合に価格をどうするか?
ということに集中してお話していきます。
例えば自分が独占のオリジナル商品などを扱っている場合は、価格競争など気にしなくて良いですからね。
そして値段を決める要因として合計で5つ注意するべき事があります。
これらを全て把握出来るサイトがAmazon販売では必ず見る「モノレート」ですね。
これらの状態を全て確認することが出来ますので、仕入れをする段階や値段を付ける段階でもこちらを確認する必要があります。
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慣れるまでは多少大変な部分ですが、仕入れよりも実際は値付けの方が重要という場合もあります。
仕入れスキルに目が行きやすいですが、値段の本質について知っておかないと知らずのうちに損してしまいますからね。
これらの項目について一つずつ解説をしていきます。
新品商品の値段把握
では実際に先ほどのポイントを抑えつつ価格を決めていきましょう。
1つの商品を題材としますが、記事作成時の相場にて話していきますのでご了承ください。
Amazonでは新品にカート獲得すると、商品のトップページにこのように表示されます。
ここに表示されるまではほとんど売れにくいと思っておきましょう。
この出品者の価格は7999円で3点在庫があります。
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ここで「新品の出品:10」の部分を押して出品者一覧を見ていきましょう。

10人全員がライバルというわけではありません。
高値で置いている方も多いので、実際に最安値付近で競っている出品者が何人いて何個在庫があるか?
に注目していきましょう。
5人目以降は8500円以上の値付けでしたので実際のライバルはこの一覧に表示した「4人」ということになります。
ただ、4個というわけでなくそれぞれの出品者が何個在庫を持っているかも考えないといけません。

実際に4人から「カートに入れる」ボタンを押して上のように在庫を確認しましょう。
今回の場合ではライバルが4人、在庫数が7個ということが分かりました。
ここでこの商品のモノレートを見ていきます。

値段はここ3ヶ月ほぼ安定していますね。
出品者数は減っていますが、売れ行きもさほど変わってないでしょうね。
これを見ると値崩れの心配も少なく1ヶ月に10個は売れていると予測が出来ます。
新品商品の値段設定
これまでの一連の流れを纏めてみます。
以上の事からどのように値段を付けると良いか大体わかりますね^^
早く売りたい:7900円
カート価格合わせ:7999円
1ヶ月は待てる:8200円
人によってバラつきはあるでしょうが、この3パターンで値付けするのが一般的な考え方となります。
基本的に値下げをするとライバルもついてくる可能性があるので、初めのうちは「カート価格に合わせる」のが最善の値付けかなと思います。
慣れてきたら下げてみたり高値で置いてみたり出来ます。
※これらの考え方はFBA商品の場合です。
自己発送だとカート獲得がFBAより劣っています。
ですので、自己発送で出品したい場合は8000円より更に値下げをする必要があります。
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中古商品の値段設定
中古商品の場合は新品と異なりカート獲得のシステムがありません。
ですので、出品者一覧を見て状態ごとに値段を考える必要があります。
先ほどの商品の中古一覧を見ていきます。

大幅にバラつきがありますね。
これは当然付属品があるかないかなど状態で変わっているということでしょう。
ではモノレートを今度は中古に注目して見てみます。

過去3ヶ月では中古4500円~5000円くらいで売れています。
ただ現在は「可」の出品者がいるため、この値段まで下がっているという事が分かります。
そしてもう2人の出品者ですが、7520円と10400円という値付けがされています。
新品が8000円という相場なのにこの中古が果たして売れるでしょうか?
何かの間違いがない限り売れることはないでしょう。
もし仮に付属品が完備している状態「良い」で出品したい場合はこの3人の誰に合わせるわけではなく間の「約5000円前後」で値段を付けると良いでしょう。
経験上ですが、すぐに売れてくれると思います。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
これらを考慮しないと損することは目に見えています。
新品の場合は相場とカート価格さえ気にしていればそんなに失敗することはないでしょうが、中古は特に販売価格で結構な額が変わってきます。
どちらを扱う場合でもシッカリと理解して値段を付けていきましょう。
もっと高度な、気をつけるべき商品については以下の記事をご覧ください。
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ではでは、最後までお読み頂きありがとうございました^^
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