徹底比較!初心者におすすめは新品せどり?中古せどり?

選択

2017年10月ごろに新品規制があってから、落ち着いて来ましたが、もし今初心者が始めるとしたらどちらからやった方が良いのでしょうか?

そもそも新品せどりというのは未だに問題なく出品して利益を出しているのかも全くわからない状況だと思っています。

今回はせどりというよりも、物販を始める上でどのようにスタートして何を選択するべきか、長年経験してきた僕自身が分析してみました。

「新品と中古どちらがいいの?」

これをメインテーマとして、どちらを選ぶかをメリット・デメリットを比較しつつお話をしていきます。

せどり業界の流れと状況

時代

僕がせどりを開始したのは、2014年の12月から。

もちろんそれより5年近く前から盛んになっていたことは間違いありませんし、一番最初のスタートはBOOKOFFなどで仕入れをする「中古本せどり」が主流の時代でした。

2018年以降からせどりを始める人からすると、中古本なんてと思ってしまうかもしれませんが、結構リスク無くやれた手法だったかなと思っています。

108円本を大量に買って、500円前後で捌くことにより昔は地道に利益を出していた方法ですが、システム化により強力な検索ツールの出現。

そしてそれを使った本せどらー人工の激増により崩壊して、生き残る人は別の手法に移っていきましたね。

そこから時代がどんどん進んでいき、家電・おもちゃなどを扱う「新品せどり」が流行っている移行期が2014年~2015年くらいだったかなという印象です。

僕が2015年、せどりに携わってわずか半年も経ってないうちにこのブログを始めたのは、当時ちゃんとしたブログも少なかったという感覚がありました。

僕が最初にせどりを教わったときも、電脳せどりなんて出来ないという人は多かったですし、この時期にどんどん電脳せどりも流行っていったのかな~という流れですね。

そして、そういった新品せどりのライバル増加により、当時はマイナーだった「食品・ヘルビせどり」が流行ってきました。

これが大体2016年ごろかな?

そうやって、大きく稼ぐ人は、ただ店頭の価格との価格差をとるだけでなく、上手く店員さんと繋がったり、業者仕入れへと向かっていっている最中という感じです。

中古をメインでやっている人はどちらかというと知識蓄積メインでしょうね。

リサイクルショップ経営までたどり着いた人もいれば、ネット買取などまで成長していった人もいると思います。

中古系を極めていくと個人買取やジャンクを扱う修理業など結構広がりがある印象ですね。

そして2017年10月にAmazonでの「新品規制」が発表されて半年が経とうとしている状況でこの記事を書いています。

詳しい規制についてはまた別記事をご覧ください。

率直に新品と中古どっちを選ぶべきか?

選ぶ

新品規制があってから、実際せどらーがどうしていったかというと、全く気にせず同じ手法をやっているというのが正しいでしょう。

新品規制といっても、個人からの仕入れや保証関係がダメですよということですが、結局Amazonから確認が来ない限りは普通に出品可能という状況なのです。

ですので、安定して利益を出している人たちが大きく方向転換したという話も聞きませんし、ジャンル不問で様々なせどらーが未だに利益を出していることは間違いありません。

ただ発信者として人に勧めるなら当然「中古せどり」です。

理由としてはAmazonの規約違反ですかね。笑

どんな小売店で仕入れをしようが、本当の請求書が発行される業者仕入れでない限り、Amazonの規約には抵触しているということ。

じゃあ業者仕入れすればいいじゃないかということになるのですが、ある程度経験しているせどらーならまだしも、初心者がいきなり業者と接点などまず難しいです。

新品といっても、個人的には保証書がない部類のジャンルに関してはまだ勧められるかなと思いますが、そういった状況やリスクを全て踏まえた上で考えて欲しいなと思っています。

危険度 手法
激高 機械系の新品メイン
新品メイン
中古メイン
激低 ジャンク

下に行くほど面倒くさいのですね。笑

考え方次第ではありますが、逆に規制の隙間をくぐって新品を突き進むほうが圧倒的に稼げるという人は多いですし、何だかんだ僕の周りも新品メインの人が多いです。

僕はどちらかというと中古気味ですが、新品出品も一定数ありますからね。

こればかりは個人の判断に委ねるとしか言いようがありません。

そういった面からも、結局どちらも嫌がらずバランスよく身につけることが一番強いような気がしています。

新品せどりのメリット・デメリット

新しい

メリット
検品がなく出品が楽
同じものを複数買える
クレームが少ない
人脈攻略が身に付く
カート取得すればすぐ売れる

Amazonのカートを取るとは?

新品を扱う大きなメリットというのは、完全に横流し出来るということです。

そして物凄く利益が出る商品だったり独占商品であれば、大量購入も可能なところがやはり優秀ですね。

仕入れる手法は複数ありますが、基本的には定価より非常に安くなったセール品や処分価格として仕入れる場合と、廃盤やプレミアでネット市場に在庫が無くなっているものを回収するような廃盤手法がメインとなるでしょう。

化粧品などであれば、ビニールの封がしてあれば誰がどう見ても完全新品ですし、品質でのクレーム等は一切入らないので、最初の評価を貯める際に利益額が少なくても、ガンガン売るようなヘルビはアリなのかなと感じます。

こちらの新品は廃盤回収・プレミア回収・リピート購入など上手く効率化をしていくと、同じようなやり方を繰り返すだけで大きな利益を出せるポテンシャルはありますね^^

デメリット
ライバルが多い
値崩れが怖い
新品規制も多少意識
商標権で出品停止も?

結局誰しもが楽な方向でやっていきたいと考えているでしょう。

そうなるとライバル増加は否めませんし、同じような手法で皆辿り着く先は結局同じような商品ということ。

独占出来ない限り値崩れはある程度おこるでしょうし、それに勝つためには資金力勝負で個数を抱えるしかないでしょうね。

更には前半で話した新品規制のことや、更にはメーカー側からの規制でいきなり出品停止になる可能性も十分にあり得ます。

中古せどりのメリット・デメリット

中古カメラ

メリット
利益率が高い
ライバルが少ない
状態別で売れる値段が変わる
目利き力が付く

新品はどちらかというと人を攻略して、いかに卸しまで辿り着けるかという勝負になりますが、中古は逆に知識や自分なりの方法を身に着けていく職人タイプ。

僕自身がどちらかと言えば中古向きですが、手ぶらでリサイクルショップを回っても利益出せる自信があります。笑

知識を身に着けて、付属品による値段の変化など見極めるポイントが非常に多いのです。

ジャンク品もありますし、知識と工夫次第では、長く稼げる力がつくというのは間違いないでしょう。

ただし、バーコードが付いているような商品だったり分かりやすい商品に関しては、新品同様ライバルは多くなる傾向。

どちらかというと箱なし商品や雑貨コーナー、極めつけには服コーナーなどを見れるようになると非常に強力です。

アパレルせどりなどとも言われていますね^^

デメリット
評価がないと売れにくい
不具合でクレームなどある
お店で確認しないと失敗がある
面倒くさい

ド初心者であれば、多少なり自分自身のストア評価がないと、購入者から買われにくいという話もありますが、そこまで大した問題ではありません。

一番の問題は出品から不具合などの対処など明らかに面倒くさいのですね^^;

当然その面倒くささをいきなりスタッフを雇ってクリアするのではなく、ある程度自分で慣れた上で指示を出したりなどが必要になってくるでしょう。

こればかりは細かい作業などが向いているかになりますね。

人脈やコミュニケーションよりも、何かしらの技術職が向いている場合にはそこまで苦にはならないですが、やはり時間がかかってしまうことは間違いありません。

それぞれの最終的な発展先

道路 虹

いかがでしたでしょうか?

正直最終的にはどこに向かいたいのか、そして今何を求めているのかによって、やることは変えていくべきだと思います。

もし本業として今後やっていく先が見えているのであれば、それぞれに適した手法をやるのがベストですね^^

新品せどりの発展先

Yahooショッピングや楽天販売
商品開発
卸売業者
小売店

中古せどりの発展先

メルカリやヤフオク販売
個人からの買取事業
リサイクルショップ
修理業

僕がなぜ、中古や電脳をメインとしてあまり広げてないかと言うと、僕が進むべき道はネット事業をメインとして飛び道具でせどりやスロット技術を身に着けている状態がベストだと思っているから。

逆にネットでの発信が興味がなく、将来的にリサイクルショップを運営したい場合などはガッツリ中古やるべきでしょうし、新品では複数モールを展開したり、何かしらの商品開発へとステップアップしたり出来ます。

それぞれのメリット・デメリットを把握した上で、やりたいものを身に着けていきましょう^^