Amazon アカウント停止・削除の理由と復活する方法

2018年3月9日

アカウント停止 Amazon

そのメールは突然やってきます・・・。

Amazonで販売すると規約を守る必要があります。

規約違反をしたり、繰り返すことによりアカウント削除の可能性が出てきます。

もし停止した場合どのように対応したら良いのか?

大量キャンセルや複数アカウントが原因か・・これらについて解説をしていきます。

それでは、ご覧ください。

Amazon規約について

Amazon 規約
まずは何故アカウント停止になるか?

という部分ですが、大半は規約違反によってアカウントが停止となります。

アカウント停止だけでなく、ある特定の商品やカテゴリーが出せなくなるなどその違反の度合によって対応が変わってくることが多いです。

大体はAmazonのヘルプページに書かれていますが、見にくいし曖昧な表現も多いです。

そしてテクニカルサポートに問い合わせても「出品規約」に基づいて判断しているので、このヘルプを見てから考えてください。

と、何か問題に対して具体的に大丈夫など断言してくれません。

おそらくほとんどの方が何か問題あればAmazonにお問い合わせが正解となるでしょうが、実は担当によって返答が違うことも多いです。

大事な確認などは何度も問い合わせをして、更にはメールのやり取りを残しておくと良いでしょう。

よくある違反と危険度

Amazon 危険
では実際によくある違反を並べてみました。

違反例
複数アカウント所持
Amazon.co.jp限定商品の予約販売
見込み商品の出品(無在庫)
色違い・JAN違いの出品
コンディションの虚偽
購入側でキャンセルを繰り返す
1個限定商品などを複数買う
FBA納品の不備
商標権を侵害
個人情報を漏洩
遅延発送や多数キャンセル
正規ページに並行輸入品出品
偽物(海賊版)の販売
著作権を侵害
商品ページ作成時の違反
不当評価・レビュー獲得
他サイトへの誘導
取引に関係ないメール送信

これらの違反はやった時点ですぐにアカウント停止になるというわけではありません。

あくまでAmazon自体が巡回して発覚した場合や、出品者・購入者からの違反報告によってというものがほとんどですね。

ですので、実際に何か違反をして後々アカウント停止になった・・・などの可能性もあるわけです。

この中でも注意が必要な項目は著作権・偽物・個人情報などでしょうね。

特に法律関係が絡んでいるような違反をすると、1発でアカウント削除になり復活も出来ない状態になり得ます。

コンディションを間違えて出品した、商品ページ作成時にちょっとした違反があったなど軽いものであれば通報・またはAmazonによる発覚があればそのページが削除されたり出品が停止になります。

これらはアカウント停止とまではいかないでしょうが、繰り返すことによりその可能性もある・・・ということは覚えておきましょう。

Amazon 健全性

またこれらも規約の範囲内ですが、自己発送をする際などのパフォーマンス低下もアカウント停止に繋がります。

これらの項目もシッカリと守るようにしないといけません。

特にFBA出品メインで自己発送はたまにしかしない・・・という場合は「確認し忘れる」という事もありますので売れたら必ず対応するようにしましょう^^

停止と削除の違いと入金保留?

アカウント 削除
文字通りですが、アカウント停止アカウント削除では意味合いが違いそれにより対応方法も変わってきます。

まずはそれぞれの違いとどうなるかについて説明しておきます。

アカウント停止

こちらはアカウントが一時的に停止なっているという状態です。

販売も全て停止されますし、売上金の入金も保留となってしまいます。

これらはセラーでも表示されていますし、メールでも連絡が来るはずです。

対応方法ですが、Amazonに改善策をアピールする「改善計画書(改善報告書)」を作成して、連絡を繰り返すことにより復活する可能性もあります。

アカウント削除

これは重要な違反などをした際に連絡が来る「一発削除(垢BAN)」ということになります。

この場合、復活は絶望的になり売上金も90日間保留となる上にFBA商品などが全て返送されるので、規模が大きいほど経営が大変な事になります。

これらとは別に「アカウント審査」という一歩手前の状態になることもあります。

もちろん故意に違反していなくても、自分が把握していないところで何かしら違反している可能性もありますし、よくわからない理由で停止されることもまたあります。

Amazonに依存する最大のリスクとも言えますね。

複数アカウントの紐付け削除も

アカウント 紐づけ
特に注意する必要があるのは、1つのアカウント削除されると何かしら情報が紐付いたアカウントも同時に削除されてしまいます。

これが怖いのは、知り合いが削除されたWi-Fi環境などでログインしていると紐付いて削除される可能性があるということです。

同じ販売仲間の家や、何かしらの集まりで同時にログインすることもあるでしょう。

そこで誰かが違反で削除されてしまうと芋づる式にアウト・・・という事も聞いています。

ネットカフェや事務所以外の環境ではなるべくセラー自体にはログインしないほうが良いでしょうね。

スマホの4G環境などでセラーアプリや、価格改定ツールなどからの操作が無難でしょう。

また例えば出品代行や他ツールで問題が合った場合はアカウントがどうなるか?

ということですが、ログイン権限を与えている場合など明確な理由がある場合は万一紐付いてしまってもAmazonに連絡すれば問題ないでしょう。

そうでないと自分のセラーを外部に・・・ということが全く出来なくなってしまいます^^;

復活方法は?

アカウント 復活
先ほども軽くお話したとおりですが、「改善計画書」を提出することとなります。

これはアカウント削除だけでなく、何かしら違反した際に提出を求められる事もあります。

丁寧な内容
何が問題かを理解する
その問題が起きないようどう改善したか

ただ単にワードやメールにて軽い文章を送っても、本当に復活させて欲しいのか?と思われるのは当然でしょう。

個人で出品している方でも会社と同じような形式で報告書をワードでしっかりと作成して添付する方が絶対に良いです。

それだけ重大な問題を起こしたといっても過言ではないのでここは対応すべき事ですね。

新規アカウント作成の注意点

Amazon 新規アカウント
復活がもし出来ない場合は、今後どうするのかを考えなければなりません。

とは言ってもAmazonは大きな販路なので大体の方は全く別の新規アカウントで販売するという方法を取っています。

もちろん複数アカウントの所持などグレーな部分ではあります。

同パソコン
IPアドレス
銀行口座
電話番号
在庫返送先の住所
停止された在庫を全納品

この中でもどれかが重複していると、後から作成したとしても紐付いてすぐに削除されてしまいます・・・。

まとめ

いかがでしたでしょうか?実際には規約違反をしていないか・・という場合よりもアカウントが停止された際にちゃんと対応出来るか?が肝になってくるかと思います。

実際にはこのような対応を取り復活した方もいれば、複数でリスクヘッジとして販売している方もいます。

グレーな事は勧めることは出来ませんが、大きく稼いでいる大手セラーでもグレーな手法を使っている・・ということもあります。

その線引に関しては個人がどう思うかという部分でしょうね。

健全な経営は前提として、これらの販路を使う以上はどこまでOKでどこからがOUTなのかを知っておくことが一番でしょう。

参考にして頂ければ幸いです。