Amazon 大幅に値段が下がる商品察知と相場の復活はありえるのか?

2018年3月10日

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せどりなどでAmazon販売をしていると必ずぶち当たる壁が「価格競争」です。

価格の付け方や考え方は分かっていても、値段が下がって利益が出ない商品も多いです。

感覚を身に着けておかないとほとんど利益が出なくなるので注意が必要です。

今回は大幅に値下がる「理由」とそれを回避する為にどのような考え方をするのか。

こちらを細かく解説していきます。

それでは、ご覧ください。

はじめに

まずは利益を出すために販売する人がほとんどでしょう。

そして過去の相場の見る「モノレート」を使ったり、現在の相場を見た上で判断して仕入れをするわけです。

ここで大前提となってくるのが、過去の傾向を見て「未来を予測する」ということ。

実際に過去の相場がこうだから・・

と言って、この先もずっと続くかは誰にもわかりません。

あくまで傾向を見て仕入れをしているということを忘れないようにしましょう。

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ではこれら相場の見方や感覚が分かった上で、お話をしていきます。

値段が下がる理由

Amazon 値下がり
値段が下がるのには当然何かしらの理由があります。

それを考慮して仕入れを出来るか?

という部分で人と差が出てしまいます。

値崩れする主な理由
出品者が急激に増えた
需要がなくなった
価格改定ツールで下がっていった

ほとんどの商品がこの3つのどれかに当てはまるでしょう。

ということはこの3つにさえ気を使っていれば特に問題なく販売出来る・・・

ということですが、そう簡単にはいきませんよね。笑

出品者が急激に増えた

出品者が増えて値段がどんどん下がっていったという経験は誰しもがあると思います。

では何故そのようなことになるか・・・

「誰でも価格差が取れる状態にある」からなのですね。

全国のセールで安くなった物
プレミア価格になった瞬間
Amazonでは高いが楽天などで普通に買える

例えばの話ですが、ヤマダ電機などの安売りコーナに半額2000円でイヤホンが売っていたとします。

この時点ではAmazon価格が4000円で十分に利益がある状態とします。

それを安易に仕入れしますか?

という部分で差が出てくるわけです。

例えばそれが全国のヤマダ電機で今日から半額ということもあり得るわけです。

そうなると自分が仕入れた2~3日後には出品者が急増してあっという間に値崩れが始まってしまいます。

これを想定して動けるかが重要なポイントとなります。

この場合だと、店員さんに「これ他の店舗でも売ってますかね~?」など軽く聞けばわかる話ですし、例えばヤマダ電機などの大手チェーン以外の店だと逆に問題はなく仕入れが可能なわけです。

そこまで考えが及ぶか?が非常に重要な部分ですね。

需要がなくなった

これは中々ないパターンだと思いますが、主に雑誌など旬な情報に意味がある商品に起こることです。

最初は1000円くらいで売れていたが、時間が経つにつれて需要がなくなるため値段を下げても売れない・・・

というは需要の問題ですね。

これは雑誌で例えると◯年◯月号などよりも◯◯◯総集編などの雑誌のほうが安定的に需要があり長く販売出来る可能性があります。

これらは特に数を多く仕入れる際に注意すべき事ですね。売れ行きがいいからといってそれが永遠と続くというわけではありません。

価格改定ツールで下がっていった

これはAmazon特有なのですが、価格の改定をするツールやAmazonで独自の自動価格改定システムなどもあるので、それによる価格競争の激化がどの商品・どんなジャンルでも起こっています。

下がり続ける原因ですが、

「価格を最安値に合わせる」

「価格を最安値より1円安く設定する」

この設定の2人がいたら永遠と下がっていくことは目に見えています。

もちろんそれに有り余る需要があれば、2人共すぐに売れて問題ないのですが、微妙な売れ行きだと結構な額が下がる可能性はあります。

そこに自分もついていくべきなのか?

これを判断する必要があるでしょう。

「待つ」と値上がる商品

先ほどの価格改定ツールによる値下がりの場合は、2人が売れるまで「待つ」という判断も必要だとお話しました。

では極端な値下がりから復活の例を解説してみます。

結構前、僕自身がせどりを開始して半年も経っていない時期に仕入れした商品です。

仕入れ情報

仕入れ場所:トイザらス
仕入れ個数:24個
仕入れ金額:2700円
仕入れ理由:人気でプレミアだった為

仕入れ理由は単純に値上がり傾向で需要も間違いないと思い、大量に仕入れてみました。

もちろん定価が3240円なのでそれ以下で買えるセールだったというのもあります。

こちらのモノレートで半年で見てみましょう。

モノレート 価格競争
モノレート 価格競争

8月の真ん中くらいに仕入れて皆出品したため、プレミア価格だったのが一気に値下がっています。

間違いなく殆どの方がトイザらスで仕入れたわけですね。

そこからは最安値でFBA2700円まで下がっていきました。

これが価格競争の良くない部分ですし、僕自身も仕入れるべきではなかったかなとも思っています。

ただ僕はある程度待って様子を見ることにしました。

すると3ヶ月後にはFBA4000円まで値上がりそれ以降も利益が出る状態となりました。

結果として24個を待って売ると12000円の利益、逆に待たずに価格競争に巻き込まれると12000円の損失。

その差は24000円!!

売り時によって利益が変わってくるということですね。

待つリスクと資金管理

Amazon 待つ
では待つと利益が出て美味しいよとお伝えしましたが、結局は即売りするのが一番お金が手元に残ります。

実際に僕がこの商品を買った合計金額が64800円と結構な金額が3ヶ月以上物に変わっているわけです。

これは「寝かせ」と呼ばれる手法ですが、資金にある程度余裕があり時間をあまり使いたくない方向けとなっています。

出品者が増えたから寝かせればいい・・・

という感覚で仕入れをしていると、全くお金が増えない上に物がどんどん増えてきます^^;

ですので、キャッシュが少ないうちはガンガン回す意識を持つことが大事だと思います。

逆に副業で100万円あるけど時間は使いたくないという場合だと、値上がりそうなものに一気に変えておくという寝かせが有効的になります。

情報発信は疑え

情報発信
最後になりましたが、先ほどのようにおもちゃ系のプレミア品や、全国のセールなど情報は多数溢れています。

もちろんそれらを発信する立場の情報発信者も数え切れないくらいいますよね?

そういった誰でも見れる場所で発言された商品などは仕入れする際に疑ってかかる方が無難ですね。

実際にそれで僕は何度も失敗を経験しています。

価格改定の加減でもそうですが、やはり仕入れる段階である程度結果が見えてますからね。

僕を含め公に出る商品情報などは注意しておきましょう。

だからこそ僕はあまり商品情報を流すようなことはしたくありません・・・

値下がるorそもそも買えないことがわかりきっていますからね。笑

最後までお読み頂きありがとうございました^^