バーコードリーダーは必要?KDC20/KDC200/MS910使い方、性能比較

2020年6月6日


店舗せどりをやる際に「バーコードリーダー(ビーム)」がよく使われている事はご存知でしょうか?

バーコードを読み込んでネット相場を確認する場合、アプリなどのツールを使うことがほとんどですよね。

その際に手打ちは非常に時間がかかるので論外だとしてカメラ機能でも多少の手間がかかってしまいます。

こちらではバーコードリーダーを上手く使うとどれだけ効率的に調べることが出来るのか、本当に必要なのかをお伝えしていきます。

バーコードリーダー(ビーム)とは?

バーコードリーダー
そもそもバーコードリーダーとは、メインの機能として「JANコードを読み取ること」にあります。

そしてスマホとBluetoothで連動させることにより、読み取ったコードを自動的に入力させる機械ということですね。

よくレジなどで使われている商品のバーコードをピッと読み込んでいる機械を見たことないでしょうか?

それと同じ機能で、小型で持ち運びが出来るバージョンが今回ご紹介するバーコードリーダーです。

そして小型であること、スマホに連動してツールなどに一括でJANコードを入力出来ることから店舗せどりでは良く使われることになったということですね。

因みに古本などを一気に検索してせどりする方法が「ビームせどり」と呼ばれておりその当時は誰もが持っているものでした。

バーコードリーダーのおすすめ紹介

せどり用バーコードリーダー

KOAMTAC KDC20iM

KOAMTAC KDC200iM

ユニテック・ジャパン MS910

現在発売されているもので、よく使われているのはこの3種類のみです。

KDCはバージョンアップして「KDC20⇒KDC20iM」、「KDC200⇒KDC200iM」に変わっていますがそこまで大きな仕様変更ではありません。

KDCシリーズは新品で3万円前後と高価なものですが、非常に性能は良いです。

手にすっぽり収まる大きさなので使い勝手は良く、購入してから僕の場合は3年以上使っていますが問題なく動いています。

それに対してMS910は新品で1万5千円前後と、KDCの半額以下で買えるので手に取りやすいものという感じですね。

ただ使い勝手などはやはりKDCには劣ることがあり、実際両方使った感想で言えば間違いなくKDCの方が何かと便利に使うことが出来ます。

初心者だといきなり高額のものを買うのは躊躇してしまうので、最初は検索ツールのカメラ機能のみでやっていけばいいかなとも思います。

ですが資金に余裕があり、店舗によく出向くならいきなりKDCを購入しても良いのではないでしょうか!

バーコードリーダーの性能比較


ではここからは細かい各バーコードリーダの性能を比較していきます。

どれがいいのかなど人それぞれ意見がありますが、僕自身が3個所有して全て使ったことがあるので参考になるかと思います。

3種類の基本的な性能解説

KDC20

KDC20

液晶画面がない
読み込んだら震えるバイブ機能アリ
ビーム範囲良好
価格25000円~30000円

こちらは僕がメインとして使っている物です。

性能はKDCなので問題がないくらい使いやすく、こちらの特徴は本体にUSBが付いているので、そのまま充電できるのが大きな魅力です。

どれを使っても本体の充電をする必要があるのですが、余計なケーブルが増えるのは嫌ですよね。

店舗せどりをガンガンやっていると車移動など外に出ることがほとんどなので、ケーブル忘れて充電できないなどを避けることが出来ます。

KDC200

KDC200

液晶画面がある
カバー付き
ビーム範囲良好
価格30000円~35000円

こちらはKDC20の上位版ですね。

KDC200の特徴は、液晶の画面が付いているので読み取ったJANコードが表示されるので、連続して検索する際などミスやエラーが一発で分かるようになります。

また最初の設定や途中でちょっと設定変更したい際にも液晶メニューから変更可能。

KDC20の方は液晶がないので、設定など付属している説明書にあるバーコードを読み取ってからやる必要があるのでちょっと手間ですね。

因みに僕が購入したときは専用のカバーが付いていたのですが、今ではカバー付きで販売していることは少ないみたいです。

MS910

MS910

最安値
接続簡単
スマホ読み込みが早い
ビーム範囲可
価格10000円~15000円

こちらはKDCシリーズよりも比較的安く手に入ります。

普通に使う分には問題はないのですが、ビーム範囲が狭い・ビームの線が広いため慣れないと上手く検索するのが難しいです^^;

高い場所やショーケースの中を読み込むのは、圧倒的にKDCシリーズの方が優秀だと言えます。

ただデメリットだけでなく、JANをスマホを送信するスピードはかなり早いように感じますので、慣れた人はMS910から変えられないなどの話もよく聞きます。

安価で手にしやすいのは間違い無いので、とりあえずバーコードリーダーを使いたいという人はMS910でも十分戦えるでしょう。

ビームの線・範囲の比較

KDC20

KDC20

KDC200

KDC200

MS910

MS910

MSが圧倒的に太いですよね。線が太い分シールで隠れていたり、細い隙間を狙ってビームを当てる際に苦労します。

その点では間違いなくKDCの方が優秀です。

ビームの有効範囲比較

バーコードリーダー

端にある商品を読み込める位置において見ました。

KDCは大差がなかったのですが、やはりMSが厳しいです^^;

これ以外にもガラスショーケースの中や、棚の上の方に置かれている商品などをスキャンするにはやはりKDCの方が有効と言えるでしょう。

値段相応でやはり高価なものは性能も良いということですね。

カメラ機能はダメ?効率を意識すること


最近のスマホは性能が格段に上がっており、当然ですが検索ツールアプリも高性能になってきています。

おすすめしているアマコード・せどりすとプレミアムなどは「カメラ機能でJANコード読み取り」の機能が付いており普通に使えますね。

ただそのようなアプリとも連動出来るので、ある程度やれば分かるのですがバーコードリーダーの方が圧倒的に早いです。

圧倒的と言ってもほんの数秒の差なのですが、店舗で新品メインなどバーコードを読み込む機会が多いなら一日何回スキャンするか分からないですよね。

トータルで考えるとやはり時間効率の面ではカメラ機能よりも早いと言えるでしょう。

その速さを最初にお金で買うかどうかは、やはりその人それぞれの資金次第なので絶対買えということではありません。

僕自身は「本メインのビームせどり」から始めたので、バーコードリーダーは必ず使うアイテムとしてせどりを開始する最初から購入していました。

その慣れがあるからこそ早いと感じますが、もちろん最初買ったばかりだとちょっと使い勝手が悪いと感じるかもしれないので、そこも注意が必要です。

お金を出せば良いものは当たり前

せどり用バーコードリーダー

KOAMTAC KDC20iM

KOAMTAC KDC200iM

ユニテック・ジャパン MS910

比較してきましたがいかがでしょうか?

上でもお伝えしてきましたが、Amazonの月額費など絶対に支払うべきものではないのでお好きなタイミングで購入すると良いでしょう。

ただバーコードリーダーを持っているだけで店舗せどりの効率は少しでも上がることは間違いありません。

使わなくなったらせどり経験者はネット販売という術を身に着けているわけですから、中古で売ってしまえばいいだけなので余裕があるなら是非使ってみてくださいね!

最後になりますがバーコードリーダーを持って商品を検索しながら店内を回っていると明らかに怪しいです。笑

スマホとセットで持つ「同時持ち」の手法、そして実際に店舗せどりする際にどのようにして検索していくかも別記事にて書いてますので、そちらも参考にご覧ください。

店舗せどり 店員さんにもバレない?バーコードリーダーの持ち方