Amazon販売ではパフォーマンスを意識すべき?アカウント健全性の見方・改善方法

2018年3月9日

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Amazonでは評価に加えて、様々な指標で出品者の状態を把握しています。

これらは全て把握し守っておかないと商品が売れなくなるという事も十分に考えられます。

その原因と理由について今回は細かく項目ごとに見ていきます。

Amazonで販売する以上は知っておきましょう!それでは、ご覧ください。

パフォーマンス項目の確認

まずはセラーセントラルから自分のセラー状態を確認しましょう。

トップページの左側に表示があります。

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この部分ですね。

主に購入者からのメッセージと評価の具合を見ることが出来ます。

更に「アカウント健全性」の項目を選ぶと、もっと細かい数字を見ることが可能です。

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これらの項目に評価を含めた全8項目が評価基準となります。

大事なことですので1つずつ見ていきましょう。

注文不良率

購入者による低い評価、Amazonマーケットプレイス保証申請、またはサービスに関する問題によるチャージバックが発生した注文の割合です。ODRでは、全体的なパフォーマンスを1つの指標で確認することができます。
引用:Amazonヘルプ

こちらは注文に関して、購入者から低評価がついたり、保証申請をされたりなど注文に関して問題があった時に数値として反映されます。

目標値としては1%以内とされており、100件注文が入って1件の不備ならば許容範囲ということですね。

特にFBAを利用していた場合や、商品ページと違うものを永遠と送らない限りここが悪くなることはないでしょう^^

キャンセル率

Amazon キャンセル率
FBA商品に関しては注文が入って支払い完了すれば勝手に発送されるので問題ありません。

この項目で注意する事は自己発送をする際です。

在庫管理をしっかりしておかないと注文されたのに商品がない・・・という状態に陥ってしまいます。

在庫切れ
違う商品を登録していた
コンディションを間違えた
予約販売で手元にない

このような感じで自己発送を数こなしていると間違いなく数%はどれか問題を起こしてしまいます。

一応Amazonの指標では2.5%以内が目標ということで、100件注文が入れば2件キャンセルが発生するのは許容範囲内ということですね。

やっていると間違いなくあります。

この項目で一番気を付けるべき点は予約販売をする際ですね。

商品が手元にない状態で販売する無在庫の手法ですが、予約販売に関しては正式にAmazonでOKとされています。

ただ20件注文が入って商品が発売日に手元にないという状況が一番ダメです。

僕自身も経験がありますが、発売日を3日前までに延期するか全部キャンセルするかしかありません。

そうなると大量のキャンセルが一度に起きてしまいアカウントスペシャリストからの警告が来ます。

そして何度も同じ事を繰り返してしまうと、間違いなくアカウント停止か削除の可能性があるので注意が必要です。

出荷遅延率

Amazon 出荷遅延
こちらもFBA配送の場合は全く関係ありません。

自己発送時に、Amazon記載の出荷日を守っているか?という部分ですね。

普段から自己発送をやっている組織などであれば土日以外毎日出荷するのが当たり前です。

ですが、個人のセラーではFBAメインで自己発送は忘れてしまいがちというのが問題です。

注文が入っているにも関わらず忘れてしまっている状態ですね^^;

注文が入った際は必ずメールが来るように通知設定しておくか、セラーのトップページなどを確認するようにしましょう。

返品の不満足度

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一応項目としてあるのですが、返品リクエストの返信や返品に対応したか?

などを測る指数のようですが・・・

どうやら機能していないみたいですね。

特に設定が必要というわけではなさそうですのでこちらから何かする・・・

というのは必要ないでしょう^^;

実装され数値が反映したら分析するだけでOKかと思います。

ポリシー違反

Amazon ポリシー違反
Amazonの規約を守れているか?の部分ですね。

例えば出品している商品に不備があったり、何かしら規約違反がある場合は出品停止状態になり、「Amazonからの重要なお知らせ」が届きます。

それに対して対策や返信のメールやメッセージをすることで健全に保たれるという物です。

普段からAmazonのメールなど確認しておけば全く問題ありません。

期日内配送

Amazon 配送

期日内配送指標は、出品者出荷で配送予定期間中に購入者様が商品を受け取ることができた配送が、トラッキング番号/お問い合わせ伝票番号が正しく入力されAmazonから追跡可能な配送に占める割合です。
引用:Amazonヘルプ

こちらは追跡可能な自己発送商品に関してですね。

本当に出荷しましたか?というのを測る指数です。

例えば追跡番号入力だけして、出荷通知を出す前にするとします。

実際に商品が届くのは発送した後なので普段より遅れているわけです。

その曖昧な部分を把握する為のものですね。

出荷通知を送った日に必ず出荷しておけばこちらも問題ありません^^

回答時間

Amazon 回答
一番気を付けるべき項目はこれでしょう。

FBAメインだとしても、お客様からのメッセージはよく頂くかと思います。

このメッセージですが・・・24時間以内に返信をしないと基本パフォーマンスが低下していくというのが一番の問題です。

必ず全てに返信をする
返信が不要なら「返信不要」にチェックを入れ送信

このどちらかを必ず実践しておきましょう。

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返信不要というボタンがメッセージのやり取りする場所にあるので、不要なメッセージには必ずこのボタンを押しておきましょう。

例えばですが、

「このフライパンはIHクッキングヒーターでも使えますか?」

「はい、メーカーと製品情報を確認したところ問題なく使用できます。」

「ありがとうございます。」

このようなやり取りの後に返信不要をチェックしないと、お礼のメッセージに返答していないと判断される可能性があるので注意が必要です。

悪いパフォーマンスによる影響が?

Amazon パフォーマンス
以上の項目となりますが、普通に販売していれば悪くことはまずないでしょう。

余程何かに問題がない限りは健全なままだと思っています。

ですが、どれかでも項目が悪いとカート獲得などにも影響が出てきてしまいライバルよりも売れにくいという状況になりかねません。

また勿論ですが、度重なる違反やこの指数が突き抜けて悪いとアカウント停止もありますので、Amazonで販売する以上は健全に経営をしておきましょう!