Amazon FBA在庫保管料と長期保管料の料金と支払日は?

2018年3月11日

保管 倉庫

AmazonのFBA倉庫を利用していると、見えない部分で保管料がかかってきます。

利益が出るようになるとさほど気にならない金額ですが、売れない商品を多数倉庫に抱えたりしてしまうと無駄に保管料だけがかかってきています。

長期の場合は別途料金がかかる仕組みですのでそちらも忘れずに覚えておきましょう。

それでは、ご覧ください^^

FBA在庫保管料とは?

手数料の中でも、FBA倉庫を利用した場合のみかかる費用がこの保管料となります。

概要はAmazonのヘルプを見てみましょう。

Amazonフルフィルメントセンターにてお預かりしているすべてのFBA商品ユニットに、ユニットサイズの立方メートルで計算された日割りの保管手数料が月単位で発生します。保管手数料の計算は、フルフィルメントby Amazon プログラムポリシーに従って梱包され、発送が可能な状態にある商品ユニットのサイズで計算されます。商品ユニット、または計測に使用されるサンプルのサイ ズや重さの計算方法についてはAmazonが規定する権利を有しており、Amazonの計測結果と出品者からの情報が一致しない場合は、Amazonの計測方法に準拠されるものとします。

在庫保管手数料は月単位で請求されます。毎月7日から15日の間に前月分の在庫保管手数料の計算を行い、次回の決済時に請求されます。例えば、1月に発生した保管手数料は、2月7日から15日のトランザクションに含まれ、2月の決済レポートにて確認いただけます。

引用元:Amazonヘルプ

よくAmazonのヘルプを参考にしますが、どうしてこう良くわからない言い回しが使われているのでしょうか・・?

とにかくこれらを纏めると、

3辺のサイズが大きいほど保管料が高くなる
前月分を翌月7日~15日で計算して次の決済で引き落とし

大きい大型商品などをFBA倉庫に送る際には要注意ということですね。

これらが優遇されるのはやはり本・CDなどのメディア系など薄い商品です。

同じ売上だとしても扱う商品の分類によって固定費面が変わってくるということです。

保管料の確認方法

仕入れの際に確認するためには、「FBA料金シミュレーター」を使います。

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例えばちょっと大きめの空気清浄機をこのシミュレーターで計算してみましょう。

FBA 保管料 計算

これを見ると月額保管料が592円ですね。この表示はあくまで月の費用ですので、倉庫に到着から20日ほどで売れたら約400円の保管費用がかかってくるということになります。

これがもし何も気にせずに半年など放置してしまうと3600円も保管料がかかります。

ですので、なるべく大型の商品は自己発送として自宅保管するか一瞬で売れるような売れ筋の商品を取り扱うほうが無難ということですね^^;

発生期間と支払いの確認

先述しましたが、保管料は日割りにて計算がされます。

そして1ヶ月分の全料金を翌月7日~15日の間に計算して、それが終わると次の決済日に精算がされます。

決済日とはAmazonの入金日と同じということですね。

では実際に保管料がどれだけかかっているか確認をしてみましょう。

まずはセラーセントラル上部メニューから「ペイメント」を選択します。

FBA 保管料 計算

次にトランザクションを選択し、

FBA 保管料 計算

こちらの種類から、「サービス料金」を選びます。

後は決済日を指定して見ていくと、

FBA 保管料 計算

このように保管料がかかってきています。保管してもらうだけで約20000円・・・

もちろん管理や発送の手間がなくなると考えれば2万円は安い方ですが^^;

この時期の商品数から考えると1商品月20円といった感じでしょうね。

これらを考えてもなるべく長いスパン倉庫に置いて置くのは良くないです。

次の長期保管料にも関わってきてしまいます。

長期保管手数料について

こちらは通常の保管料とは別に長い期間倉庫に置かれた商品に関して別途料金が発生するというものです。

またこちらは2017年8月15日より新たな厳しいルールが追加されています。

こちらも含めて見ていきましょう。

Amazonヘルプ長期保管手数料

365日以上保管されている商品

支払い:2月15日、8月15日
金額:約175円(10cm×10cm×10cmに対して)

180日以上保管されている商品

支払い:2月15日、8月15日
金額:約87円(10cm×10cm×10cmに対して)

今までは1年以上保管されている商品だけにかかってきていましたが、180日以上保管している商品に対しても長期保管料がかかるようになりました。

また「各ASINごとに在庫1点の課金を免除するルールの廃止」というのが一番の痛手です。

簡単に説明すると、100種類合計100個が1年以上保管されている時は免除されていました。

あくまで1種類が2個以上保管されていた際にこの手数料がかかっていましたね。

それが撤廃となるわけですから、100種類100個でも180日以上保管されていると全てに料金が発生するということです・・・。

とにかく半年以上の在庫を持たないか、もしくは期限までに返送する必要があるということですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

保管料に関しては、後からの請求となっていますので商品ごとに把握することが不可能となっています。

しかもこのトランザクションなどをちゃんと見ていないとどれだけの料金を支払っているかわからない・・ということになります。

薄利多売で在庫数が多い場合など注意してきましょう。

やはり物販は粗利が驚くべきほど高いか、すぐに捌けるかなどが重要になってくるでしょうね^^

最後までお読み頂きありがとうございました。