Amazon 大型商品をクラフトロールや包装紙での梱包・出荷方法

2020年5月26日

大型商品

ダンボールに収まらない商品を購入者様やAmazon倉庫に送る際にはどうしてますか?

基本的には大きい商品は扱いたくないというのが大半の方が思うところではあります。

僕自身も実際に超大型の商品は取り扱っておりません。

ですが、大型商品を送る機会や出会う場合もありますのでせっかくでしたら出荷方法を身に着けておきましょう^^

それではご覧ください。

はじめに

大きな商品を購入者様に直接届ける際には特にルールはありません。

受け取ってどう思うかを考えてシッカリと梱包をすればある程度は問題ないでしょう。

問題となるのはAmazonのFBA倉庫に納品する場合ですね。

一応ですが、規約を確認してみましょう。

標準サイズ
3辺の合計が160㎝以内・50×60×50㎝
重さは30㎏以下

※15kgを超過している場合は、「重量超過」と明記必要

すべて標準サイズ以下商品を納品する際は、こちらの規則を守らないと納品拒否される場合も考えられます。

例えば、45×70×45cmの段ボールなどを使うと大体は納品受領されますが倉庫や担当者によっては受領拒否される可能性もあるわけです。

ちょっとした改造でもバレない報告が多いですが・・・

改造ダンボールも本来ならNGです。

基本的には160サイズ段ボールを使用していれば、怒られることはありませんね。

大型サイズ商品
3辺の合計が170㎝以内
重さは40㎏以下

※15kgを超過している場合は、「重量超過」と明記必要

大型の専用倉庫に送る場合はこのルールが適用されます。

また標準と大型を同時に送る倉庫を利用している場合は、大型商品が1つでもあればこのルールになるということです。

現在では混合で送れるのは鳥栖FCだけとなっていますので、倉庫固定している場合は大型商品の隙間に標準サイズ商品を入れて送ることが可能です^^

特殊大型サイズ商品
1辺が90cm未満or3辺合計が200㎝以下
重さは40㎏以下

※15kgを超過している場合は、「重量超過」と明記必要

問題となるのはこの大型商品などをFBA納品したい場合どうするか?ということです。

規約上は1商品を1輸送箱として送らないといけません。

そこで登場するのがプチプチやクラフトロールなどの梱包材ということですね^^

大型商品のFBA納品方法

例えば、「外箱が大きめな空気清浄機を10個」仕入れたとしましょう。

ダンボールには入らないという前提ではありますが、輸送箱10個としてFBA納品すればOKということですね。

商品登録はいつもの通りにやって、納品プランの作成まで進みます。

最後の輸送箱の個数の部分を10個にし、それぞれに納品ラベルを貼ることになります。

もちろんですが、商品には商品ラベルを貼るので何かを巻いた上に配送ラベルを貼るということになります。

大型商品 納品

都合よく空気清浄機がなかったので、今回はこのダンボールが1商品だとしましょう。

そうするとこれにプチプチorクラフトロールなどを巻いた上に納品ラベルを貼れば問題なく受領されるということです。

大型商品 納品

こんな感じでOKですね^^

もちろん一箱に沢山入れるのと違い配送料もかかってしまいますし、手間や時間も必要となります。

余程の利益がない限り取り扱うことは難しいでしょう。

大型商品の自己発送方法

では今度は購入者様に直接お届けする自己発送の大型商品梱包の方法です。

こちらが出来るようになるとヤフオクやメルカリなど別販路での販売も可能となります。

以前仕入れて実際に送った商品で解説をしていきます。

ステンレス伸縮ランドリーラック

大型商品

モノレートはこちら

縦長の商品となり、これが収まるダンボールは当然見当たりません。

よって直巻の梱包をする必要がありますね。

丁寧にやるなら以下の材料があればベストです。

封筒(納品書を入れる)
プチプチ(水濡れ・衝撃防止)
クラフトロール(梱包)
OPPテープ(シッカリ巻く)

まずは商品に納品書入りの封筒を貼り付けます。

IMG_1895

張り付けた状態で、今度はプチプチを巻いていきましょう!

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ヤフオクなどであれば、個人レベルでの取引が前提となりますのでプチプチを2.3重に巻いてこの状態で送られることも多いです。

個人的にはそれで届いても全く問題はないのですが、ネット店舗として丁寧にやるのであればここから更に見えないように梱包していきます。

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このようになれば、後は伝票を貼って発送すればOKです。

中も見えないですし、丁寧な梱包となればこの流れが一番良いかなと思っています。

FBA納品と自己発送どちらが良いか?

それぞれ流れを比較すると、特に作業的には変わりません。

やること自体はどちらも変わらないのであれば料金で比較というのがベストですね。

このランドリーラックを販売価格5000円でFBAシミュレーターにかけてみます。

手数料 比較 Amazon

購入者様への送料が800円だとして計算してみましたが、ほとんど大差ない状況です。

後はこれにFBA納品するまでにかかる料金が加算されます。

2017年12月31日まではパートナーキャリア利用でFBA納品がなんと無料になるサービスが適応されますので、その状態だとFBA倉庫に送ったほうが利益ということですね。

逆にそんなキャンペーンなどない場合に限ってはスペースの許す限り自己発送として自宅保管で売れたら出荷の方が同じ手間でも利益を上げることが可能です。

まとめと資材紹介

いかがでしたでしょうか?

大きい物は比較的仕入れにくいし、場所も取ります。

ですがライバルが当然少なくなりますので、スペースや自己発送に抵抗がない方は挑戦してみてはいかがでしょうか。

ある程度やる際にはまとめて用意した方が良いですね!

ではでは、最後までお読み頂きありがとうございました。