Amazon 要期限管理商品(賞味期限)のFBA納品方法・やり方

2018年3月11日

賞味期限 要期限

今回はAmazonに出品する「賞味期限がある商品」について解説をしていきます。

Amazonには自己発送とFBA納品と2パターンがありますが、FBA納品の際には様々なルールがあります。

それを把握した上で仕入れをやっていきましょう。

それでは、ご覧ください。

要期限管理商品とは?

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Amazonでは賞味期限がある商品全般を、「要期限管理商品」と言います。

これは食品に関わらずあらゆる分野の商品で含まれます。

とにかくこういった印字があれば、賞味期限が切れていないかの確認がまず必須です。

ではどのような商品に期限があるのか?

例を挙げると以下の通りです。

食品全般
化粧系、サプリメント
食玩(小さいラムネが付いてる)
インク、トナー(プリンターなど)

賞味期限+使用期限が対象になるということですね。

もちろん期限が切れてなければ、普通に出品できますので、自己発送・FBA納品共にルールを覚えておきましょう。

自己発送の場合

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こちらはFBA倉庫に送らずに、自分の所から購入者様へ発送する場合ですね。

その際は特に厳しいルールなどはなく、すぐに出品することが可能です。

ただし食品やビューティー・コスメジャンルはそもそも制限カテゴリーとなりますので、解除する必要はあります。

[blogcard url=”https://moge-world.com/?p=70″]

問題は、賞味期限をどのくらい許容するかですね。

例えばお菓子1袋を販売したとして、30日ほど賞味期限があれば問題はないわけです。

これがお菓子12袋セットの箱で送る場合、30日以内の賞味期限だと購入者様がどう思われるのか?という問題です。

個人差はありますが、商品説明に賞味期限を記載して、期限に近づくにつれて処分として値段を下げていくのもアリかなと思います。

FBA納品の場合

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ここからがちょっと複雑なFBA納品の場合ですね。

ルールさえ守れば問題ないのですが、細かい部分もあるので結構慣れるまでは面倒です。

こちら食品をFBA納品する際には制限解除とは別に、「FBA納品テスト」と言うものがあります。

これを受けて初めてFBAに納品することが可能です。

[blogcard url=”https://moge-world.com/?p=203″]

テスト中に細かいルールや資料をもらえますので、それに沿って出品をすれば問題はありませんが、一応軽い重要項目だけはこちらに書いておきます。

要期限だけで1箱作る

面倒だと思うのは、他の商品と混ぜることが出来ないというルールです。

店舗せどりなどで仕入れて1個だけ食品だった場合などは倉庫に送っても送料分で損になったりします^^;

ですのである程度個数や大きさが揃った上で納品するのが望ましいですね。

そしてもう一点、作ったダンボールには「要期限管理商品」とわかるように紙を貼らないといけません。

こちらのマニュアル8ページを印刷してます。
要期限FBAマニュアル

要期限 FBA

最終チェックをして、この上の部分だけ切って見えやすい部分に貼ればOKです。

賞味期限のルールを知っておく

FBA倉庫に到着時点で、60日以上期限がある商品でないとまずは送ることすら出来ません。

合わせて45日以下になった時点で自動的に破棄になります。

この2点は知っておいたほうが絶対にいいです。

そうすると仕入れの段階でミスをする確率が減りますね。

次に同じ商品を送る場合、賞味期限が同一表示でないといけません。

例えば下記のように2種類の要期限商品を納品するとした場合

・お菓子10個(同じ期限)
・ジュース10個(同じ期限)

お菓子とジュースの賞味期限は違っても大丈夫ですが、それぞれ10個の賞味期限が同じでないといけません。

ですので、購入する際には期限が一緒か・期限がバラバラなら同時に発送できないこと踏まえた上で仕入れましょう。

この辺が同じ商品をどんどん仕入れる場合に面倒な部分ですね^^;

要期がない食品も要期限?

食品カテゴリーで中には、元々期限がないものが存在します。

代表的な例でいえば「ガム」ですね。

期限の印字は元々ありませんが、要期限商品と一緒にFBA納品しないといけません。

因みに印字のパターンが違う、印字が消えているなどの場合は、まず納品すら出来ませんのでそれはマニュアルを見て判断することが必須となります。

他カテゴリーは事前申請が必要?

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こちらマニュアルに書かれていることですが、

「印字のない商品・食品飲料ペットカテゴリー以外の要期限商品は事前申請が必要」

事前にこれをこれだけ納品したいですとテクニカルサポートに連絡を入れて納品しろということです。

初めて送る際や、新規出品ページで納品する際には必要であると思いますが、実際僕は毎回やっていません。

もちろん毎回やればAmazonのマニュアル通りなのでよいですが、そこは自己責任でどっちでもいいかなーと感じます。

インクや微妙な食玩に関しては普通の商品と混ぜて送って何も言われない場合もあります。

それは流石にリスクがあるのでオススメは出来ませんが・・・。

まとめと規約違反だと・・

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以上の細かいルールなどはありますが、ある程度注意しておけば特に問題はおこりません。

何故ここまで徹底されているかというと、やはり期限切れがあってはならないからです。

もしルールを破れば以下のような可能性があります。

FBAテストが取り消しでもう一回受ける
要期限のFBAが禁止
アカウント停止

よほどでない限りはアカウント停止にはなりません。

ただ、要期限がFBA禁止というのは結構聞きます。

その際は別アカウントや別ジャンルをやらないと・・

ということになってしまいますので、これらを扱っていく際には注意しておきましょう!

最後までお読み頂きありがとうございました。