Amazon商品登録に使う「SKU」は必要?決め方・在庫管理方法

数字

今回はAmazonで商品を登録する際に使う「SKU」についての解説をしていきます。

こちらは入力しなくても商品登録を完了させることも出来ますし、何もしなくても利益を出している人は多いですね。

実際に僕もせどりを始めた当初は全く理解せずに上手く使っておけば良かったなと後悔する部分もありました。

ある程度使い方を覚えると非常に優秀な管理機能ですので、こちらでは入力方法や上手な活用方法をお伝えしていきます。

商品管理番号のSKUとは?

管理
SKUとは、Amazonで商品を登録した際の商品管理番号となります。

こちらは登録をする際に自分で決めることも可能で、もし自分で入力しなくても自動的に番号が振り分けられるようになっていますね。

このSKUは途中で変更することは出来ないというのが注意点で、商品登録する時に必要なら忘れずに入力しておきましょう。

使い方は簡単で、自分で好きな番号を決めて後からチェックできるというのが大きな意味合いになってきます。

Amazon SKU

セラーから商品登録する際にはこちらの項目に入力してから保存するだけでOKです。

もちろん何かしらの出品ツールを使う際にも、SKUを入れる項目があると思いますので、使いたい時には毎回自分で決めたものを用意しておきましょう。

SKUの入力方法とおすすめ例

おすすめ
では実際にSKUを決める際に、入力しておくと便利なものを一覧にしておきますので、あったら良いと思う項目を自分なりに入力しておくと見返す時に便利です。

SKUに使う数字の例
購入日(登録日)
仕入れ金額
コンディション(新品など)
ジャンル(本なら01と決めておく)
在庫数
予想売価
仕入れたスタッフ
仕入れ店舗

これらを複合して自分のわかりやすいもので入力します。

「TK20191105-sin-hobby-3000-7000」

例えばちょっと長めですがこのように決めます。

「TK君が仕入れた物を2019年11月5日に登録した新品のホビー商品で、仕入れ金額は3000円で想定売価7000円」

このような意味を数字で管理しようということですね。

面倒くさいですが、これで毎回入力することで様々なデータを取ることが可能です。

同一商品の登録方法

注意
まずは注意点としてSKUを入力する際に、例えば新品と中古などコンディションが違う場合はそれぞれ別のSKUで決める(2回商品登録をする)必要があります。

商品自体にAmazonが決めている「ASIN」とは別物で勘違いされやすい部分なので、同じ商品でコンディション違いの場合は、複数SKUを作成してそれぞれ出品するという事は覚えておきましょう。

ASINとSKUの違い

ASIN:その商品の固有番号
SKU:コンディションごとの固有番号

ちょっと分かりにくいので、こちらでは実際に商品を登録してみますので同じものを出品した際の参考にしてください。

こちらのカメラを「新品・非常に良い・可」の状態で3個仕入れしたとしましょう。

これらを出品するには3回商品登録が必要ということですね。

同じ商品を2回目から商品登録する際には、このように「すでに出品情報がありますがどうされますか?」と聞かれますが無視して違うコンディションで登録を進めしょう。

自己発送の際はすぐに出品されますが、FBA商品として登録した場合はこのように在庫の停止中に並んで表示されます。

FBA納品する際には、これらを全てチェックして商品ラベルなど間違えないようにしておきましょう^^;

同一コンディションの付属品違いはどうする?

関係
かなり細かいですが、先ほどのカメラで同じコンディションでも付属品が違う場合はどうしますか?

例えば先ほどのカメラを「可」の状態で2個仕入れしたとします。

片方は本体のみ、そしてもう片方は本体・充電ケーブル・説明書の3点が揃っている状態という結構な違い。

この場合は、別SKUで2回商品登録して、片方売れたらもう片方の出品をするというのがAmazon規約上正しい方法です。

SKUを2つ作成

・camera170301-ka-1
⇒本体のみ、コンディション「可」
・camera170301-ka-2
⇒本体・充電ケーブル・説明書、コンディション「可」

Amazonの規約では、同一商品の同一コンディションを複数出品するのはNGとされていて、片方が自動的に別ページに飛ばされるシステムになっているのです。

普通に考えると商品状態が違うわけですから2つ並んでいてもおかしくない話なのですが^^;

ですので、FBAに納品する際にも2個一気に送っても良いが、販売が始まったら片方を停止中に変更することで規約違反を免れることが出来ますね。

まあそこまでシビアにチェックされているわけじゃありませんが、万が一ライバルからの通報など相次げば出品停止なども考えられるので知っておくと良いです。

既存のSKUを使い回す必要はあるのか?

使い回し
何度も同じ商品を出品するということは当然あり、数年前の仕入れした商品を再度出品することも長くやっているとあります。

そのような際に昔のSKUを使う必要はあるか?ということですが、これは普通に新規で作成してOKです。

特にSKUで登録日などを管理している場合は、昔のSKUに入れても日付がおかしいことになってしまいますからね^^;

ただ先ほどもお伝えしたとおりですが、昔のSKUで出品されている状態だと、新しいSKUで新規作成すると2重出品になってしまう可能性があるので注意が必要です。

短いスパンで出品を繰り返す場合には同一SKUを利用、しばらく前に売ったことのある商品のSKUは新規で出すなどすればOKですね!

この辺に関して特に決まりはありません。

貯まった在庫管理画面のSKUは削除推奨!

削除
最後となりますが、これらの一連の細かいことは全てAmazonのテクニカルサポートに聞きながら書いています。

そして商品情報が膨大に溜まってくると、セラーに不具合が起こる可能性があるとも言われたので古い商品情報は削除しておきましょう。

またAmazonでは時代が進むごとに規制などが様々なジャンルやメーカーで発生することがあります。

せどりで複数の商品を扱っている場合、過去の出品から何かしらの調査が入る可能性もあるので、今出品しているもの以外スッキリさせておくことをおすすめします。

在庫管理

「在庫管理⇒停止中」の操作で昔登録した商品の一覧が見れますので、消したい商品にチェックを入れて「商品と出品を一括削除」で在庫管理から消えるので時間がある時にやっておきましょう。

せどりでは沢山の商品を扱うことになるので、過去売ったものの分析などをおろそかにしている人は多い印象ですね。

実際にどのジャンルでしっかり利益が出せているのか、どこの仕入れが上手くいっているのかなどSKUだけでなくエクセルなども利用して分析していくと長く利益を安定して出しやすいです^^