【売れやすくなる?】Amazonで出品者の評価を貯めるコツと悪い評価を削除する3つの方法

評価
Amazonで出品して売れ始めると必ず購入者からの「評価」がつきます。

当然ですが良い評価もあれば悪い評価もありますので、健全な販売を続けていくことが必要になってきますね。

販売を開始してどのようなことに気をつければ悪い評価を避けられるか、そしてもし悪い評価を貰った際はどのようなペナルティがあるのか細かい部分まで解説してきます。

評価が全然貯まっていない初心者の場合は特に注意が必要ですので、是非とも覚えておいて良い評価を保つようにしましょう!

Amazon販売での出品者評価システムとは?

評価
Amazonでは購入者が評価する部分として、「商品レビュー」「出品者評価」の2つがあり、それぞれ★を付けてレビューすることが可能です。

今回は商品レビューではなく出品者自体の評価について詳しく見ていきます。

まずはAmazonで商品を出品して売れてからのお話となりますが、大体20~50商品ほど販売すれば1個評価が付くかどうかというレベルですね。

もちろん扱うカテゴリーや商品の状態により評価のつきやすさなどが存在します。

出品者の評価は★1~★5までの5段階で評価され、★とともにコメントを入れることが出来る仕様になっています。

そして評価数と★の割合によって決まるパーセンテージが出品した際の出品者一覧に表示されることになるので、ここで購入者の目に触れることになるわけですね!

出品者評価

お店にとっては数字は良いに越したことはないですが、100%の高い評価を保つというのは中々難しいですね。

またアカウントを作成した初期段階では評価が全くないため、「新規出品者」という表示になりますので最初は少しでも評価を付ける意識をした方が良いかもしれません。

新品だとカートさえ取ってしまえば問題なく売れていきますが、中古販売では必ず出品者一覧を見てからやはり多少は気にする方もいるかと思います。

ですがあくまで第一に見られる部分は「値段」ということは覚えておきましょう。

やはり多少安くしておけば評価が悪くとも売れていきますからね^^;

評価が貯まる仕組みと一連の流れ

評価 貯まる
先ほど言ったとおり、購入した20人~50人に1人くらいが評価を付けてくれるのですが、9割以上の人はまず評価すらしてくれないわけですね。

これは購入した際に強制されるわけではなく、後から任意でするものなのでほとんどの人はやらないということになります^^;

では購入者はどのようにしたら出品者を評価することが出来るのか、方法は2パターンしかありませんので紹介していきますね。

Amazonの注文履歴から評価


まずはAmazon購入アカウントの「注文履歴」から商品の一覧を見ることが出来ます。

ここでAmazon本体からではなく、出品者から購入した商品に関しては、「出品者を評価」という項目がありますのでこちらから操作可能ですね。

ただわざわざこの注文履歴を開いてから評価しようとする人は少ないです^^;

メールからの評価


評価されるメインの手段はAmazonから自動的に送られてくる評価のメールです。

Amazonマーケットプレイスでのご注文というのは、Amazon本体ではなく出品者から購入した注文にはこのようなメールが商品到着後に届きます。

ここからAmazonアカウントに飛ぶことによりすぐに評価出来るので、人によっては毎回してくれる場合もありますね^^

このメールは特別な手続きをすることもなく送られています。

評価を貯めるコツは健全な販売と中古カテゴリー

健全
こちらの評価を貯めていく方法ですが、まずは大前提として健全な経営をして正しい商品を販売することは当たり前ですね。

例えば箱がボロボロの商品を新品で出品すること、中古でも動作確認せずに動くか分からずに出品するなどしては当然悪い評価の原因となります。

そしてこの評価というのは、新品メインで扱う場合にはほぼ関係なく評価自体も溜まりにくいと言えるでしょう。

その理由はAmazonのカートシステムにより値段が最優先、出品者を見ずに買う人がほとんどということ、そして新品は動いて当たり前という考えからわざわざ評価してくれる人は少なくなるのです。

逆に中古品は必ず出品者一覧を見て、付属品や状態などを読んだ上で購入されることがほとんどなので、「思っていた以上に綺麗だった」など嬉しい気持ちになれば評価してくれることが増えてくるでしょう。

昔から中古本などをメインとしたせどりをやっている人は評価の貯まりやすさ、そして丁寧に検品・梱包していれば高評価率も高かったですね。

  • 新品メインだと評価は貯まりにくい
  • 中古はしっかり検品すれば良い評価をもらいやすい
  • 中古本などの低単価を大量に扱うと更に良い

自社メールを送り評価を促す方法

評価メール
Amazonでは出品者も購入者様にもそれぞれ独自のAmazonメールが付与されていますので、そこからストアメールを送る方法もあります。

たまに設定している出品者から購入すると、Amazonから送られてくる自動メールとは別に独自のメールが届いたりしますよね。

「アフターフォローメール・サンクスメール」とも呼ばれており、Amazon以外のモールだと結構多い印象で満足度を高める手法の1つとして使われています。

殆どがツールを使って自動的に送るシステムを使っていますが、出品数が少ないうちは手動テンプレメールを作り送信するというのも一つの手でしょう。

大手のショップも使っている手法ではありますが、基本的には2通・または3通を作成して順番に流すのが好ましいでしょうね。

1通目:注文感謝

「モゲモゲショップです。この度は数あるショップの中から当店の商品をお選び頂きありがとうございます。発送まで今しばらくお待ち下さいませ。」

注文が入ったら送るメールですね。

もちろんAmazonからも入りますが、より丁寧に感じるでしょう。

2通目:発送完了

「モゲモゲショップです。只今発送手続きが完了しました。到着予定日は◯日です。受け取りましたら商品に不具合などないかご確認してもし不備があればご連絡くださいませ。」

発送と同時に不具合の際は~などメールにする方も多いです。

3通目:再確認と評価

「モゲモゲショップです。先日はご購入ありがとうございます。商品はいかがでしょうか?不具合があれば遠慮なくお申し付けください。また宜しければ率直な感想を評価にてお聞かせ願えませんか?」

このように商品の再確認とともに評価をお願いするパターンです。

いきなり3通目だけ送るのも効果は薄いですし、催促メールとして嫌な気分になる可能性もあるので注意が必要ですね。

後はメールを送る際の注意点ですが、Amazonの規約上「高評価を催促するメールは禁止」されているので、言い回しには気をつけてください。

評価してください~は良くても、★4以上で評価してください~と伝えるのはNGとということなので慎重にテンプレメールを作成しましょう。

※評価が100件以上貯まっているなら無理に使わなくても問題なく売れるので、これを使うのは初心者の頃だけでも問題ありません。

低評価によりセラーアカウントに影響が?

影響
低評価を受けすぎると出品者パフォーマンスが悪くなることにより、新品だとカート獲得率にも多少なり影響が出ると言われています。

カート獲得の仕組みは複雑で実際はどうかわかりませんが間違いなくパフォーマンスは影響するので、最低でも90%以上を維持するように努力しましょう。

また中古の場合はカートがない代わりに、出品者一覧から見て購入されます。

当然ですが、価格の他にも説明欄・写真・評価などを参考にするわけですね。

例えば多少高額な中古漫画セットで見比べますが、

値段はわずか92円しか変わりませんが、下の出品者は画像付きに加えて評価数も多く評価率も93%と高めですね。

上の出品者は画像もなく新規出品者と表示されています。

抜群に売れている商品ならばどちらもすぐに売れるでしょうが、月に1個しか売れないような商品の場合どちらが先に買われる確率が高いでしょうか?

僕はちょっと怖いので下の出品者から購入するでしょうね^^;

このように中古はすぐ見て分かるので、中古商品をメインで販売する方は特に注意する必要があると言えますね。

  • 新品のカート取得率に悪影響の可能性
  • 中古だとライバル比較され売れ行きが落ちる可能性
  • 悪すぎるとパフォーマンス定価でアカウント自体も危険

低評価の削除方法

削除
長く販売していると低評価をもらうこともあり、様々な理由により受け入れるべきものは当然受け入れて次に活かすべきですね。

ただ中には全く関係ない悪い商品レビューなど出品者にはどうにもならない部分に対するクレームなども書かれることがあります。

そんな時に理不尽な評価をそのままにしておかず、なるべくなら削除してもらったほうが良いですので、こちらではその方法を3つお伝えしていきます。

1.セラーの評価一覧からアクション


まずは一番簡単な方法ですが、セラーからパフォーマンス⇒評価の順で自分の評価一覧を見ていきましょう。

ここから理不尽な悪い評価を選択して、評価削除の依頼を出します。

AmazonからのFBA発送の期日や梱包に問題があった場合、商品自体のレビューなど選ぶ項目が出ますのでどれか該当するものを選んで送信しましょう。

これでしばらくするとAmazonから返信が来ますのでそれにより削除できたか否かが変わってきます。

またここから1度削除依頼を出した評価に関しては、結果に関わらず再度申請することは不可能になるので注意が必要ですね。

2.購入者へメールを直接送り見直してもらう


明らかにおかしい評価は先ほどのアクションにて消すことは出来ますが、こちらのミスなどある場合はまず購入者へ謝罪など対応することも必要です。

例えば過剰かもしれませんが、破れた本が届いたと悪い評価を受けたなら、在庫がある場合は問題ないものを再送するなどですね。

そこでメールのやり取りを直接することになりますので、丁寧に対応したら評価を削除してくれるかもしれません。

ただしやはりAmazonの規約上、評価を操作するような文面も同じく禁止されているので、対応するので評価消してというのは難しいですね。

3.テクニカルサポートに直談判


1のアクションにて理不尽でも削除出来なかった場合には、テクニカルサポートに直接連絡すると良いです。

1はシステム的に自動で判断されていることも多いのですが、テクニカルサポートの場合は担当者により対応が変わるので削除してくれる可能性が高くなります。

文面の書き方や伝え方によっては対応が変わってきますので、試してみる価値はあると言えるでしょう^^

セラーの左下にある「サポートを受ける」から直接連絡可能です。

あまり気にし過ぎないこと!

気にしない
長々と書いてきましたが、実際に評価を気にするのは最初だけで100件でも貯まってくると全く気にならなくなります^^;

僕も500件以上貯まったアカウントなので、少しばかり低い評価をもらったとしてもほとんどアカウントには影響がないですね。

ただ最初のうちは悪い評価を連打すると間違いなく売れ行きに直結してくるので、慎重に正しい商品を販売していくことを意識しておきましょう。

商品登録の間違いで、クレームが入ったなど結構ありますので最初のうちは注意して販売していくことがベストです。

Amazonに出品する商品登録のやり方・入力方法