Amazon ビジネスレポートや売上トラフィックの見方と上手な活用方法
Amazonで販売する以上、ある程度の数字になると管理と把握が必要となってきます。
もちろんAmazonではビジネスとして販売する方が大半でしょうから、このようなデータ解析も付属して出来るようになっています。
ある程度の数字だけでも把握してきましょう。
今回はセラーセントラルから見ることが出来るこれらのデータ解析についてのお話です。
是非とも覚えておきましょう。
それでは、ご覧ください。
ただ販売するだけでは・・
冒頭にも書いたとおりですが、Amazonでは経営しているという感覚でやっていくと良いでしょう。
もちろんただの資産運用としてあぶく銭で物販をやる際には特に気にしなくて良いでしょうが、ある程度お金を増やしていきたい場合はこの部分を考える必要があります。
それでは早速売上などがわかるビジネスレポートを見ていきましょう。
まずはAmazonセラーセントラルにログインして、上メニューから「レポート」⇒「ビジネスレポート」を選択します。
するとまずは当日の注文数と売上がわかります。
この画面の左メニューから細かいデータを分析することが出来るということですね^^
今回は左メニューから「売上トラフィック」を選んできましょう。
グラフが上側に表示されて、下側に一覧が表示されますね。
パッと見ても大体判断は出来るでしょう。
このように期間別に各データを取る事が可能です。
では表示の仕方がわかったところで実際に項目別にどんな意味があるか見てみましょう。
1項目ずつの解説
全項目一応左から順に軽い説明をしてみます。
後ほど大切な項目については詳しく書きます。
・・日付です
・・売った値段合計(手数料引かれてません)
・・売れた個数
・・売れた種類
・・種類に対する平均
・・種類に対しての個数割合
・・1個あたりの平均売上
・・在庫数(全個数ではなく種類)
とりあえずはセッションとセッション比率以外をすべて書いてみました。
そのままの意味も多いですね。
この中で見るべきポイントは自分の平均売価と在庫に対してどのくらい売れているかという部分です。
平均売価は単純に売値がわかります。
例えばスタイルや個数はそのまま単価を上げたいという場合は、ここを基準にして単価を上げていけば良いでしょうね。
また在庫のうち何%が売れているか・・
ということですが、あくまでこの画面では在庫の種類数しか表示されていません。
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こちらにも詳しく書きましたが、「在庫管理」⇒「FBA在庫管理」の画面から縦積みした分の在庫個数まで把握出来ます。
注文品目総数÷平均在庫個数×100%
=在庫に対してどのくらいの割合で売れているか
例えば平均1000商品くらいの在庫があり、1日20商品売れていれば在庫の約2%が売れているということになります。
一般的には在庫の1%~2%売れているといった状態でしょう。
セッションとは?
セッションというのは簡単に言うと見られた数字ということになります。
持っている商品ページがどれだけ見られたかと考えるのが一番簡単ですね^^
ということは、セッションが明らかに高い方は人気の商品を多数持っている。
逆に低い方は全体的に見られにくい商品を持っているって事です。
このセッションに関しては、特に扱う商品によって全然変わってくるのでせどりの場合は気にする必要はあまりないでしょう。
自分でオリジナル商品を開発したり、新規ページを作った場合などは商品ごとのセッションを気にする必要は勿論あります。
注文品目数セッション比率
さて、最後となりますが注文セッション比率は大事な部分であると以前言われていました。
最初はそうなんだ~となり、その後全く関係ないじゃんと思い、今では参考程度には見る必要があると思っています。笑
注文された種類÷セッション×100=注文セッション比率
ということになります。
この数字が0.3%~0.6%だと健全と言われてます。
ただし扱う商品の種類や利益率次第ではあてにならないという事は覚えておきましょう。
極端な例題を出しますのでよく考えてみましょう。
大人気商品3種類を100個ずつ買った。
ランキングは全て2桁以下だ。
1個あたりの利益は4000円で売った場合1000円だから300個全部売れれば30万円の利益。
相場が3000円~4000円。現在最安値3200円だが間違いなく値段はあがるだろうから、すべて4000円で固定した。
結果順調に値上がり1ヵ月以内で販売価格4000円にて全部売り切った。
さて注文セッション比率はどのようになるでしょうか?
この場合、扱う3種類が大人気商品なわけなので当然セッションは跳ね上がります。
逆にちょっと高値で付けている場合は全く売れないわけですから、数日間はセッション比率0%です。
そして爆発的に売れた瞬間だけセッション比率が跳ね上がるというわけですね^^;
極端な説明をしましたが、どのような商品を扱っているかやその値付け方によって全く数字は変わって来るということです。
ただしこの記事を最初に書いたのが2015年5月。
そして新たに更新したのは2017年3月・・・2年もあれば考え方は大分変わってきます。
勿論このビジネスレポートは昔のデータもわかりますので比較してみました^^
スタイル変更による数値の比較
記事を書くにあたり、自分のセラーを見直しましたが極端に違ったのでビックリしました。
一応経営のスタイルが変わったのでその辺違いも含めて数字を見てみましょう。
スタッフはなく個人の経営。
旬なネタ商品を持ち高値で置くようなスタイルで販売していた。
そのせいか平均セッション比率は約0.2%と低め。
キャッシュフローでいうと余程の利益率がないとプラスにならない経営。
売上はさほど変わらないがすぐ売るスタイル。
ただし値下げしても利益率20%は軽く超える。
平均セッション比率は約0.8%と異常。
もちろんすぐに在庫が切れてしまうのでどんどん仕入れをする必要はあるが、スタッフを導入したことにより手間は減るしキャッシュフローが抜群の経営。
スマホで見ている方はちょっと数字が見にくく申し訳ないですが、2年で経営が全く変わった感じです。笑
色々突き詰めた結果として感じたことは、即キャッシュになるに越したことはないということでした。
変に寝かせや縦積みを多くするとお金増えませんからね^^;
そして薄利多売、お金の暴力で売上を上げてしまうと今度は税金や消費税に悩まされます。
じゃあどうすればいいか?
縦積みや寝かせは儲かります。
これは事実ですが、数ヶ月お金が増えないこともまた事実です。
最強なのは100個あっても1日で売れるような商品で利益が出せれば一番ですが中々難しいですよね^^;
人それぞれの資金や経営スタイルはあるでしょうが、このビジネスレポートを色々と活用して見ていくと面白いです。
改めて自身の数字を見てビックリしましたし。笑
ではでは長くなりましたが以上となります。
色々と試行錯誤して自分のスタイルを見つけていきましょう!
ではでは、ご覧いただきありがとうございました。
ディスカッション
コメント一覧
はじめまして、
モげをさんのブログ毎日見ています^^
僕も0.5%前後を目標にと教わりましたが、
なるほどな~、と考えさせられました~。
めっちゃ勉強になります!
とてもありがたいです!
ハナさん
はじめまして、いつも見ていただきありがとうございます^^
そうですねーこれで0.5%以上などはあくまで中古本のみを扱った場合のお話でしょうね・・
僕自身はプレミア系などページが見られやすいものを沢山扱っていますので、
もっと低い感じになります。
またいつでもコメントいただければと思います^^