せどりで季節商品・季節家電を仕入れて高値で売る方法

2020年6月6日

季節
せどりはモノレートを見て、過去の相場や価格推移そして出品者数を把握してから仕入れることがほとんどです。

それを繰り返していると必ず特定の時期だけ高く売れる商品などを目にすることがあるのではないでしょうか?

相場というのは水物で予想をしても完璧に的中して販売できるかはライバル状況にも左右されることですね。

今回はライバル状況にも左右されず、いつもの利益率より大きく稼げる方法の1つである季節商品の仕入れ手法をお伝えしていきます。

季節商品・季節家電の特徴

エアコン
季節商品といえば沢山思い浮かべることは出来るでしょうが、まず一般的なのは夏物・冬物商品の2つですね。

暑い夏には扇風機やクーラーなどの需要は高まり冬より売れやすいというのは間違いなく、逆に寒い冬はヒーターやコタツなどが非常に売れやすいです。

扇風機を冬に仕入れて販売したとしても、まず売れ行きは非常に落ちているのと結構値引きして売らないと全然売れないこともあるので注意が必要ですね。

季節商品を取り扱うということは特定時期の価格・売れ行きのみを判断して売っていくという手法です。

また季節家電系以外にも、例えば入学の時期にあたる3月4月なども家具の入れ替わりは非常に激しくなり、学校用の文具なども結構値幅が大きくなる印象ですね。

時期ものを取り扱うならば最低でもどのくらいから売れ始めて、どのくらいで売れ行きが落ち始めるのかを把握した上で仕入れに活用しましょう。

季節商品・季節家電の仕入れ方法

ヒーター
では実際にこれらの商品を仕入れる際にどこでどのような物を仕入れるかですが、結構簡単です。

まずは店舗せどりにて考えてみると、実店舗では季節物コーナーが必ず設置されており、その時期に売れなければどんどん在庫処分していくことがほとんどです。

資金力のある大手家電量販店などであれば、無理やり売らずにバックヤードに戻してしまう店舗もありますが、大半は売り切りたいという気持ちが多いでしょう。

ただそのような処分を狙う場合は、一瞬で売り抜く方向で考えないと1年単位で眠らせることになってしまうので注意が必要です。

例えば冬物商品だと、11月・12月などはガンガン売れる本番なので安く処分されていることはほとんどなく、店も強気な値段設定をしています。

そして1月の後半あたりから在庫処分を開始しますが、ネット販売では寒い地域だと2月中も需要がありそこに価格差が生じるということですね!

この売り時を逃してしまうと、2月後半からどんどん売れ行きが落ち値段も下がっていき、結局利益でないのでFBA倉庫から引き上げて来年売るなんてことも結構やってしまいます^^;

季節

ただ逆に言えば、2・3月に圧倒的安く処分されている価格で冬物を仕入れしておいて、11月くらいから出品するという「寝かせ」をすることも出来ますよね。

もちろん資金力に余裕があればの話ですが、電脳せどりでは1年中季節者は販売されていますから、夏に冬物などを仕込んでおき寒くなるくらいから販売し始めるという手法も仕入れとして使えるでしょう。

  • 処分品を買って時期内に即売り
  • 時期外れに格安で買い、時期が来て販売

要は季節商品を取り扱うということは、この2つのどちらかを考えて仕入れを行い適切に販売するということですね!

季節家電を仕入れするコツと注意点

窓用エアコン



モノレートはこちら

では実際に商品の例、モノレートを見て解説をしていきますがこちらを見ていただけると一目瞭然かなと思います。

貼っているモノレートは1年間の売れ行きで、夏ちょっと前から売れ始めて、冬になると全く売れていないことが分かりますね。

こちらの「窓用エアコン」は通常のエアコンと違い工事など必要なく、室外機の代わりに窓にはめ込んで外に逃がすという商品です。

ベランダのない部屋などでは重宝されるちょっとニッチなアイテムですね。

もちろん大型商品になり、重量も結構あるので自己発送メインになってしまいますが、仮にこれが冬場リサイクルショップで15000円で販売されていればどうしますか?

あり得ないことではなく、実際にリサイクルショップの中古だと季節家電は結構叩き売りされていることが多いのです。

まあ、資金と在庫スペースに余裕があるなら仕入れをするべきでしょうね。

1個販売するだけで想定3万円販売としても1万円近く利益を出せることになる商品で、複数個あるだけで利益額は結構なものになってきます。

保湿イオン発生器



モノレートはこちら

こちらは逆に冬場に売れやすい加湿器系の商品、こちらも1年間の売れ行きを出していますが、夏場の中古価格などあり得ないくらい安いですよね^^;

夏はずっと2000円前後の最低価格で推移しているので、これはAmazonで刈り取りして寝かせしたとしても利益が出せる商品です。

ただ新品なら気にしなくても良いかもしれませんが、中古は寝かせ・時間経過により劣化する可能性があるので清掃等は徹底的にやる必要があるでしょう。

フィルター

シャープのイオン発生器、加湿器などはこのように「加湿フィルター」が内部にあり、これは劣化する消耗品です。

自分が販売する際はこちらが汚れていないか、実際に数年放置されていたらカビていたなんてこともあるので、動作確認も含めこのようなフィルターにも気を遣う必要があるでしょう。

在庫管理・キャッシュフローは要注意

キャッシュフロー
まだまだ挙げればキリがないくらい季節商品はあり、マイナーなジャンルだと意外にもライバルは少なくなる印象ですね。

これらの手法や、どちらかと言えば処分品を即売りというよりも、半年や1年待つ寝かせの方が簡単で、利益もとりやすいのは間違いないでしょう。

ただその場合は、どのくらい在庫があり、いつ出品したら良いのかという在庫管理は徹底してやりましょう。

購入金額が膨れるとその分キャッシュフローは当然悪くなりますし、余裕がないと即売りしか出来ないので無理して寝かせする必要はありません。

ですが後々余裕が出てきた際にでも、少しずつ季節商品を取り扱うことにより通常ではあり得ない利益率や利益額を出すことも出来るのです。

慣れてきて保管スペースも確保できているなら時期物も怖がらず仕入れてみてはいかがでしょうか!