Amazonポイントとは?有効な使い方・仕組みを解説

2018年3月10日

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Amazonでは出品する際、価格の他に「Amazonポイント」を付与することが可能です。

値段とはまた差別化が可能ですので、是非とも使い方を覚えておきましょう。

これらを付与することにより売れ行きが変わる可能性が大いに有り得ます。

それでは、ご覧ください。

Amazonポイントとは?

Amazonポイントは、Amazon.co.jp でのお買い物に1ポイント=1円分として使えるポイントです。

Amazonポイントは、対象商品のご注文時に貯まり、貯まったポイントはAmazon.co.jp でのお買い物に1ポイント=1円分としてお使いいただけます。

なお、Amazonポイントは、1回のご注文につき10万ポイントまで使うことができます。

10万ポイント以上お持ちの場合、残りのポイントはアカウントの残高に残ります。

引用元:Amazonヘルプ

楽天やyahooショッピングでもお馴染みのポイントシステムがAmazonにもあります。

ただし楽天などに比べてポイントが数倍になるセールや、購入で必ず1ポイントなどはありませんので実際認知度は低いかと思います。

ポイントを目当てにして買うことはあまりないでしょう^^;

出品者はこのポイントを付与出来るわけですが、実際は値引きと変わりません。

例えば5000円の商品に500ポイントつけた場合4500円で販売してるのと変わりません。

いつもと変わらず4500円に対しての手数料が発生します。

ポイント付与方法

ポイントの付与方法は非常にシンプルで、価格と同じようにポイントを決めて数字を入力するだけでOKです。

Amazonポイント

商品登録画面だとこの部分に入力すればOKです。

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もちろん在庫管理画面でも変更が可能ですね。

ポイント付与による影響

ポイントを付与すると以下のように表示がされます。

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こちらの商品ページではこのように「3220円 81ポイント(3%)」と表示されています。

実質3139円って事です。

ここで出品者一覧を見てみましょう。

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価格の最安値は「3188円」の出品者となりますが、ポイント考慮した値段では「3139円」でポイントを付与した出品者がカートを取得しています。

このように価格の表示上は同じに見えてもポイントの有無によりカート取得者が変るというのが1つ重要な部分ですね。

これらは購入者様に還元するなど、見え方の問題でなく単純に出品者同士の価格競争にどう使っていくか?

ということだけなのです。

価格改定ツールなどもこの「ポイントを考慮したカート価格に合わせる」という設定を忘れないようにしないと、いつまで経ってもポイントを付けてくる出品者にカート取得され売れない状態となってしまいます。

特にポイント倍増キャンペーンなどもAmazonは実施するような素振りも見せいないので、こういった価格競争を激化させるためにポイント制度を始めたのではないか・・とまで思ってしまいます^^;

大量ポイント付与者に注意

たまにリサーチをしていると、ビックリするポイントを付けている出品者を見かけます。

Amazonポイント

Amazon本体が大量ポイントを付けています・・・

最安値出品者にカート取得されないよう自動で付与されているようにも感じます。

恐ろしいですね。

これは極端な例ではありますが、仕入れをする際に価格差があるから十分利益が出ると思っていてもこのポイントが隠れていて利益を大幅に減らす可能性があります。

仕入れ例

仕入れ値 22000円
想定売価 32800円

見込み利益 約7000円

儲かる商品だ。

ダメなところ

ポイントに気付かず、またAmazon本体と気付かず計算してしまうとまずはポイント分により利益が約4000円と下がる。

更にはAmazon本体がいると更に下げて来る可能性がある。

このようにポイントや出品者により利益が出る想定で販売する商品も利益が出なくなってしまいます。

ですので、仕入れをする際には商品自体の売れ行きも大事ですが、出品者一覧とポイントの有無まで把握することが必須だと言えます。

結局ポイント付与するべき?

結局自分が出品する際にポイントを付与するべきかはライバルの状況によって異なります。

付けたほうがいい商品もあれば、全く気にせず放置する商品もまたあります。

以下の2人が出品者としていたとしましょう。

出品者A

ポイントを含め最安値に合わせる設定

出品者B

最安値の値段に常に1%のポイントを付与する設定

これにより何が起こるかというと、交互に下げ合いどちらかが売れるまで永遠に下がってしまいます。

こういったことが日常茶飯事で起きているので、そういった商品はこの2人がいなくなるまで「待つ」という選択も出来ますし、どうしても売りたいのであれば「参戦」と判断すれば良いでしょう。

結局はAmazonで販売している以上価格競争は避けられないので、如何に利益を出すか。

そしてライバルがいないニッチな商品を如何に扱えるか?

が大事になってくるでしょうね^^

ではでは以上です。

最後までお読み頂きありがとうございました。